ティオンヌマン

社畜です。趣味は文字書き

ティオンヌマン

社畜です。趣味は文字書き

最近の記事

日常は100円で非日常へと

恐らく社会人のほぼ全てが一度は陥ってしまう思考。 毎日毎日同じことの繰り返しでつまらない この閉塞感を打破するために人は余暇の時間を楽しむ趣味を探したりするのだ。しかし、このエンドレスリピートな 日常そのものの中にも、見ようによっては非日常とも呼べる新しい出会いが眠っているのだ。 鬼ころし おそらくどこのスーパーでも購入できる紙パック入りの日本酒である。容量は180ml、つまり一合である。そして金額はなんと98円。 居酒屋で日本酒を一合注文して100円でおつりが来る

    • 曰比谷ザ・ブロッサム宿泊/あるいは高いところが好きな紙一重

      令和の時代も早いもので4年目に突入。新時代の幕開けと共に訪れたウィズコロナな生活。 慣れると言うことは決してないだろうが、それでも今の我々にとってはこれが日常といえるくらいには時間が経った。 コロナ禍において重要なことはなんと言っても手洗いうがい、そして三密の回避である。 それらを完璧にこなしつつ、お手軽に非日常感を味わうことの出来る気分転換、それがご近所ホテル泊である。 というわけでホテル予約サイト一休さまにて激烈にお得なプランを発見してしまったため平日にもかかわらず宿

      • ゴジラSPとシン・ゴジラの共通点、あるいは、現代社会人の疲れ切った心とその清涼剤という観点

        今更だが、今春アニメ『ゴジラSP(シンギュラポイント)』が面白い。今作はポリゴン・ピクチュアズ製作の三部作映画『GODZILLA』に次ぐアニメーション形式でのゴジラ作品となる。 ストーリーをかいつまんで説明すると…と思ったがすでに終盤に差し掛かっている作品の概要について語ってもしかたないので割愛。 今回語りたいのは、表題の通り、2016年公開の映画『シン・ゴジラ』との共通点および、何故この二作に筆者が強く惹かれたのかということについて語っていこうと思う。では行こう。 共

        • 涼宮ハルヒの憂鬱という作品について、あるいは青春という言葉が懐かしく感じる年ごろ

          表題にもある通り、涼宮ハルヒの憂鬱という作品をご存じだろうか。当該作品は谷川流氏が執筆するライトノベルであり、第8回スニーカー大賞にて大賞を受賞した作品である。その後、京都アニメーションにてアニメが放映され、一大ムーブメントを巻き起こした。  筆者くらいの年齢となると知らないわけがないこの作品であるが、もしかしたら今現在を生きる現役のナウでヤングな御仁方にとっては、いわゆる「ひと昔前の作品」という位置づけになってしまっているのではないか? そこで今回、涼宮ハルヒシリーズ最

        日常は100円で非日常へと