【復職の過程】普通のことをこなす難しさ

 復職訓練自体は問題なくこなせているけど、まだまだ他の人よりできないことは多いな、と思う。いろんな人と気軽に雑談をしたり、業務上必要なときに必要な人に話しかけたり、と言ったことは、まだまだ自分にとってはハードルが高い。

 「他の人にとっては普通のことであっても自分には難しいと感じる」と思うことが社会人生活にはあふれていて、いざ適応障害を発症してみると、それが実体を持って感じられるような気がした。診断書をもらって、いったん休んだほうが良いという判断を下してもらうことは、自分にとってはありがたかった。元から、一般的な社会人として働くには、いろんなことが難しかった。世間の求める「普通」ってやっぱり難しい。

 一度、病人として静養を求められた身なのだから、病人は病人らしく、ゆっくりと社会に戻らせてもらうことにしよう。本格的に復帰してからも、「普通」のことが難しいのならば、できることをできる範囲で進めていこう。


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