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ケイコ 目を澄ませて

僕は普段からあまり映画をよく観るわけでは無く観に行くのは流行りの映画で大きなシアターでやってるものばかりだったのでとても新鮮に感じました。
感想としてはチープかも知れませんね(笑)

HPのあらすじを引っ張りました。

派手な演出があったり爆音がなったりする映画ばっかり見てきたせいで映画とは派手なものみたいな印象があったけど静かな映画の方が受け手の捉え方に制限がないような気がして自由な気持ちで見れてリラックスして見れたのが心地よかった。
BGMがかかるシーンがほとんどなく、覚えてるシーンは1つだけしかないしっとりした音楽が後ろで静かに流れてるくらいの感じ。
そのシーンが僕はとても感動して音楽ってやっぱ偉大だなとかも思った。

物語の展開を楽しむ映画というわけではないと思うのでネタバレとかは無いのかも知れませんが、内容に触れますので気にする方は以下は読まないでください。



最初はケイコが家で寝てるシーンだったかな?(メモとりながら見てないので忘れました)弟と2人で親元を離れて暮らしてるのが分かるシーンだった。
団地に弟と2人暮らし。弟は家賃もまともに払わず趣味の音楽でギターを家の中で弾いたりして彼女も家に連れてきていてと自由人な印象を受けた。
弟の彼女は一応姉のケイコにも挨拶はするが仲良くなろうとまではして無い感じ。
弟もだらしないけど姉と大人になっても2人で暮らしてる感じが可愛げがあってどこか憎めない感じがした。

ボクシングジムに通いながらホテルのベッドメイク等のバイトをしながら生活してるんだなーと客側に分かるようにしてる中に難聴者あるある的なのが織り交ぜられていた。

コンビニで買い物する時店員に「ポイントカード作りますか」的なことを聞かれても気づかず、店員に変なやつ感を持たれるシーン。

帰り道曲がり角で人にぶつかりめちゃくちゃ暴言吐かれてるが軽く会釈くらいの感じで謝り、通り過ぎた後背中越しに大暴言吐かれるも全く聞こえないので何事もなく帰ったり。

少し後半にあったシーンだがいつもの練習をしている河川敷に夜中にいると警察2人組に「こんなとこで何してるの?」と声をかけられるが耳が聞こえない女性だと知られた後すぐにめんどくさそうにされ撤収されるシーン。
自分から声かけといてそれは最低だなと思った。

こういったシーンが挟まれていて見ている側として自分たちは経験したことはないけど、こういうことが頻繁にあるんだろうなと考えさせられる。
前2つのコンビニと曲がり角でぶつかったおじさんは多分ケイコを難聴者とは気づかずに白い目で見てしまっていると思うからまだ分かるが、警察は難聴者として認識した後に手のひらを返すように去っていったのがそれもまたリアルだなと思った。

まだ書きたいことがありますので、後ほど追記します。

頂いたサポートでバイトの昼休憩で食べる丸亀製麵のかけうどんにいっぱいトッピングをしたいと思います!