見出し画像

【夢】履歴書に「育児歴」を書く時代がくるか?

1. 仕事をせず育児だけで過ごす毎日が、思ったよりもずっと楽しい

妻と2人で育児をしながら2ヶ月が経った。
妻の方は産休からの育休という普通のルートだが、僕自身は体調不良から休職をした数ヶ月後に子供が生まれた。
そのまま復職せずに今まで育児に専念して過ごしている。

この2ヶ月、振り返って思うことは、とにかく楽しいということ。
休職したことを、今は1ミリも後悔していない。

2. 仕事人間だった自分

もともと自分は仕事人間の傾向があり、休職直後は仕事せずに過ごすことが苦痛なのではないかと予想していたが、全くそんなことはなかった。

仕事している時は、多忙な業務を耐えるために「個を埋没させる」ことでしか生き残れなかった。感情を押し殺し、自分に降り掛かるタスクを右から左に流していく毎日だった。

3. 「育児しかしていない自分」を経験したお蔭で出来た気付き

子供の成長を毎日楽しみながら暮らすのは、長い人生の中で今しか出来ない。

それだけでなく、「仕事をしない状態」で自分がどう反応するのかを見れたのは良い経験だった。
意外と自分は仕事無しでも充実した日々を送れている。

自分にとって過去の「仕事人間」の日々は、個を埋没させていたことで感じていた「物足りなさ」を、仕事に忙殺されることで紛らわせていたのだと思う。
厳しい社会の荒波の中で生きるには、誰もが「精神安定剤」が必要なのかも知れない。
自分にとっては「仕事の多忙さ」=精神安定剤だった。

4. 人生を豊かにデザインする

自分にとっては、家族を大事にしながら、自分の感性を大事にしながら、暮らしていくことが大事なんだと気付いた。
沢山のお金は要らないし、地位や名声も要らない。自分にとって大事なことに気付くことが出来た。

家族の協力もあり、大変有難いことに今は人生を豊かにデザインする猶予を得ることが出来ている。

5. 学歴や資格、成果だけが評価されるよりも、健全な社会とは?

こんなゆとり世代の権化のような自分を今後雇ってくれる職場は無いかもしれない。
そのときは。。
何とか生きていくしかない。それはそれで楽しそう。

それよりも、人生を豊かに送っている人にしか出来ないことは無いだろうか?
他人の豊かさを願うには、自分自身が豊かであることが必要条件なのではないかと思う。
自分自身がガマンして苦労して過ごしている人は、他人の豊かさまで考えを及ぼすのが難しい。

そういう豊かさが履歴書に表れるような時代になったら、雇用のマッチングもより洗練されていくだろう。その方がみんなWIN-WINになれるのではないだろうか。

6. まとめ

自分は「育児しかしていない」今の時期の経験で少しだけ人生が豊かになってきている気がしている。
この経験を活かし、今後は視野を広い人間になって、人の役に立ちたい。
甘ちゃんと言われるのは承知の上で。
人生楽しまなきゃ損だ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?