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ニヤニヤしながら牛乳をこぼす1歳息子を考察

牛乳を「こぼされて」イラッ

夏だから水分を摂ってほしいが、好き嫌いが出てきてお茶や水などをあまり飲まなくなった。
牛乳が大好きでいっぱい飲んでくれるので、あげるようにしてみた。
すると、今度はコップを傾けて、服の上にジョボジョボジョボ。「牛乳臭が〜。。と」悲しくなった。

イヤイヤ期初心者の息子

自我が少し芽生えてきて、「しちゃいけないこと」をワザと親の前でしてみて、反応を見ることも増えてきた。
イヤイヤ期にも片足突っ込み始めており、親としては我慢の時期と言える。

流石に牛乳をこぼしたとき、イラッとしてしまい、「こぼしちゃダメ」と牛乳を取り上げて、息子の目を見て諭した。
息子は当然、ギャン泣きして大騒ぎ。親としては溜め息をつくしかない。

息子は「観察」していただけ?

でも、時間が経って、子供のことを見ていると、気付くことがあった。

お風呂場でも、シャワーのお湯が壁をつたって流れる様子を、じっと観察している息子。
手を洗うときも、手の平から水が流れ落ちる様子をずっと観察していた。

「息子は、水が流れる様子を見たいだけなのではないか?」

だから子育ては面白い

僕は、自分のフィルターを通して息子を見て、息子がふざけて親をからかっていると解釈してしまっていた。
見方を変えれば、息子は自分の興味に従って水の流れを観察している。観察力が凄いし、将来の科学的思考に繋がるかもしれない。

それから、息子には敢えて、コップの水をこぼさせてあげる機会を与えている。洗面台の上で、水の入ったコップを、手を洗った後のタイミングで渡している。
そうすると、1分くらい、ゆっくり流したりして観察している。(水道水をそのまま飲んだりもしているが、その辺は好きにさせている)

子育ては、もちろん感情のコントロールが必要な難しい取り組みではある。
ただ、こういう発見もあって、だからこそ面白い。

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