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読書感想文: 正義を振りかざす「極端な人」の正体

今日は日本語の新書の感想文です。正直、なぜこの本をKindle積読してしまったのかは不明なんですが、積読解消週間に読んでみました。自分の中でもともと気になってることは、日本のクレーマー社会というか、お客さまが過剰に強すぎる、またはサービス・品質過剰的が大前提となってる風潮はこのままでいいのかなぁという漠然としたことなので、その自分のアンテナに引っかかってポチッとしてたのかもしれないですが。

自分は比較的、SNSにという投稿することっていえば、いいね狙いでの綺麗な景色や美味しそうな食べ物がメインで、たまにネットニュース見て思うことを引用して投稿するようなレベルなので、正直他人の投稿を見て、いちいち反論したり、攻撃したりはしないけど、そういうことをしている人たちがどんな人たちなのかを理解するにはちょうどいい本かもですね。どんな人たちが「極端な投稿」をしているのか、分析してます。特に属性分析をしているのですが、1/3が会社でそれなりのポジションの人が「極端な人」だったのですが、他の2/3の属性は無視して、それを誇張しすぎてる気もします。意外性はたしかにありますけどね。

ひとつ斬新だったというか、なるほどなーとためになったことがありました。「ネットで炎上している」みたいなテレビや新聞などのニュースのことです。実はそのニュースとして取り上げる前は大した投稿数がなくて、そのメディアで取り上げられた後に初めて大きく炎上・話題になっているみたいなことがあるみたいですね。確かに自分なんかも、ニュースやツイッターとかのトレンドおすすめみたいなのをみてから、その話題を調べる形になるので、さも話題になっているなぁと実感するわけですが、本当にその話題が盛り上がってニュースになったのか、ニュースになったからその話題が盛り上がったのか、いちいち前後関係を確認することはないので、この本を読んで初めて順番が逆なケースがあることを知りました。

まあ、自分としてはどうしても読んでほしいっていうほどすすめる本でもないのですが、暇つぶしに読んでてみてもいいかもというレベルの本でした。

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日々ぼけっと生活してしまっていますが、他の人にもなんらか価値のある情報や自分なりの視点を何か持っているはずと信じてnoteをはじめました。 自己紹介はこちら https://note.mu/t_kis/n/n768f4613e0ef