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西伊豆スカイライン ヒルクライム


修善寺駅から県道59号まで

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修善寺駅前から出発して、県道349号をどんどん南下していきます。全体的にゆるゆるとしたほんのり上り坂で走ること自体何も苦痛はないんですが、なにせこの日、朝7時半にスタートした時点で30℃弱で、このパートでいきなり体力を消耗しながらスタートという状態でした。

県道59号をひたすら登り早風峠へ

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県道349号は南下すると国道414に合流し、県道59号 伊東西伊豆線という道に乗り換えます。非常にわかりにくいんですが、湯ヶ島温泉というあたりでカーブしている道から分かれる下った右側の分岐へ入りながら、川を渡りつつ西側へ向かい始めます。

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暑さで苦しかった国道414号とは異なり、木の影が多く、前から吹いてくる風で非常に心地よく、川沿いの道で体温が段々と整っていきます。ここまででおおよそ15kmで、獲得標高は200mぐらいのウォーミングアップが終わります。

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ここまでの優雅なライドも束の間、険道と言われる県道59号の本性が出てきます。道が狭くなりつつ、平均勾配6%、ところどころ10%前後が数キロ続いて、なかなかヒルクライム初心者な自分を苦しめてくれます。

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そんな県道を登り切ってしまい、急に空が開けたかと思っていると、西伊豆スカイラインとの合流点、早風峠に到着です。真正面には宇久須港がぼんやりと見えて、その先は駿河湾ですね。冬場にくればもっとすっきりと晴れているのかもしれません。ここで標高がおおよそ760m。多少高くなったのもあり、気温は国道414を走ってた時よりは下がっており、暑さが苦しいという感じはなくなりました。

早風峠から仁科峠そして、西天城高原 牧場の家

早風峠から仁科峠までの坂が1.1kmだけど平均勾配10%と、何気に一番の山場を迎えます。120m登って今回のコースでほぼ最高地点と並ぶ854mの仁科峠に到着です。ここからは下の方に、何やら赤い牧場っぽい屋根が。

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しかし、これを降りたらまた、ここまで登ってくるのか。。。。と思いつつ、そろそろドリンクも無くなりつつあったので、ざっくりと150mぐらい標高を下げてしまいます。

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牧場についたのでやはり食べるものといえば、ソフトクリームでしょう。目の前に広がる広大な景色をみながらのソフトクリームは格段の味ですね。しかし、頭の片隅にはまた、仁科峠へ150mも標高を上げるのかと思うと。。。

逆戻りをしながら西伊豆スカイラインへ(土肥峠・達磨山)

仁科峠までなんとか登った時点でもうそろそろ太腿に力はいらなくないか???と思いつつ、今回のメインである西伊豆スカイラインをひたすらと北に向かいます。15kmぐらいで300mを一度降りて、さらに登るみたいな、通常時だったら大したことない道も、やはりすでに使い切った足にはかなりこたえます。ただ、道自体は尾根の上を走る”スカイライン”というだけあり、普段とは別世界な気持ちのいいライド道が続くので、楽しいひとときですね。所々、駐車場を兼ねた、展望スポットがあるので、写真休憩を挟みながらのんびりと進みます。

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土肥峠から達磨山までが最後の上り坂5km弱で平均勾配6.4%を最後の力を振り絞りながらなんとかの登り切ると、最後の絶景ポイントの有名なカーブに差し掛かります。

最後はひたすら戸田峠から下るのみ

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晴れていれば、ここに富士山が見えて、ロードバイクと一緒に、映える写真をとるはずが。。。残念ながらスカイラインを走っている途中から徐々に曇ってきてしまったので、富士山を見ることはできませんでした。完全に寒くなる前の秋にもう一度来れるならきてみたいですね。

戸田峠からはもう修善寺までほぼ一直線に降ります。ただ、すでに時間は午後1時過ぎ、流石におかなが空いてきたので、途中のだるま山高原レストハウスへ寄ってお昼ご飯を食べます。ここも本来なら、富士山が見れるスポットなのですが、あいにく見れません。

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県道18号線をひたすら、ガンガン降るのですが、途中に綺麗な棚田がありました。すでに稲は実って頭を垂れている状態で、一部の田んぼは収穫も進んでるようです。この景色こそ、日本の田舎!っていう感じで写真を撮らずにはいられませんでした。ここまで降りてくると、やはり気温が上がっており33-34℃ぐらいはあったでしょうか。下りなので問題はなかったのですが、スカイラインを走ってた時とは異なって、なかなか走るには酷な気温に戻ってました。

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そんな感じで降り切ったところで修善寺橋まで到着、この橋を渡って修善寺駅前に到着してゴールとなりました。

コースのおさらい

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今回のコースはStravaで詳細をみてもらえればとは思いますが、前回の奥多摩周遊道路よりも獲得標高がもう少し伸びた形となりました。せっかく、スプロケットとかも11速に変えて少し余裕を持つ形になったのですが、日頃の運動不足や力のなさが勾配10%近い坂が続くと如実にでてしまいます。軽いギアに変えても回転数を長い時間維持することができないなど、ヒルクライムする課題も見えてきました。もっと頻繁に山に登る練習は必要だなと感じます。

また、真夏だったので西伊豆スカイラインのある標高500-880mぐらいの間はほどいい気温(30℃弱)ぐらいだったのですが、冬に行くと0℃近いようですし、北風とかも強そうなので服装とかもしっかりしてないと厳しいでしょうね。雪はないみたいですが凍結もあるので要注意っぽいけど、もっと晴れた渡った日にきてみたいのもあるので、時期を変えて再度トライしたいなとは思います。


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日々ぼけっと生活してしまっていますが、他の人にもなんらか価値のある情報や自分なりの視点を何か持っているはずと信じてnoteをはじめました。 自己紹介はこちら https://note.mu/t_kis/n/n768f4613e0ef