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TUKI のコンバットパンツ___服集めはアール集め

TUKI は岡山県のパンツ専業ブランド(一部トップスの展開もありはする)で、この前投稿したノリタケハラダはこのブランドのデザイナー2名の名字を冠した別レーベルである。

ミリタリー、ワークベースのコットンパンツを多く展開しており、シーズンごとに新型や新素材を使ったアイテムが登場する(シーズンのルックをtumblrで公開するのも面白い)。24SSではスウェットのセットアップが新たに作られ、そちらも非常にカッコよかったのでぜひチェックしてみてほしい。

今回紹介するのはコンバットパンツ。tukiのコレクションの中では定番的なアイテムで、過去にはコーデュロイやダック地のモデルも展開されていた。
私が持っているのはおそらく1番定番的な葛城ドリルのモデル。

インスタで書いたけど綺麗な綾織り、ボタンお気に入りです。
写ってないけどジッパーフライ、デカ目のYKKでカリッとした稼働が心地いい
ウエストのパッチポケットはアクセスしやすいのでお気に入り

膝のポケットを使っている人はいるのだろうか
補強の目的はありそうですが
ダブル見えする幅の広い裾の処理
丈感・シルエットもだけど、23awでclassから出てたウルトラスエードのパンツに似た雰囲気

前面はこんな感じ。3枚目だとギリギリわかってもらえると思うが、サイドの3本ステッチが幅含めめちゃくちゃ綺麗。
ズドンと太いシルエットの割に野暮ったさがあまり感じられないのは生地とこのステッチのおかげが強いのでは。

この写真の股部分が3本のステッチわかりやすい

ディティールの詰まりまくった背面の腰回り。

太めのベルトループの内側には実はウエスマンの幅でもう一本ベルトループがあって、細いベルトであればそちらを使うことも可能。以前scyeの20mm前後のベルトを使っていたときはそっちで巻くとちょうどよかった。太い方のベルトループはtukiが出してるDoggy belt(ドックハーネスモチーフのベルトでこれもカッコいい)の太さに合わせていたはず。

何より1番目立つのが左右大小二つずつ重なってついたポケット。小さいポケットは手を突っ込むのにちょうどいいし、大きいポケットはスマホを入れるのにちょうどいい。あまり入れませんが。

膨らみのあるお尻周りのパターンを成り立たせるためには2つのポケット含め3枚の生地の厚みが重要なのかな〜とも思うけど、詳しいことはわかりません。

そんなのはまあどうでもよくて、私はこのポケットのアールが本当に好き。見ているだけで興奮する。めっっちゃ良くないですか???いいですよね???と感性の押し付けをしたくなるレベル。
ここまで色々書いているものの、実際このディティールとシルエットだけで購入に至ったと言ってもいいくらいには好き。
ファティーグジャケットのような下膨れのアールも好きだし、U字に近いアールも好きだけど、このタイプのアールが見られる服ってボトムスに限らずあんまり見ない気がするし、縫製のアールもすげー綺麗。

ここまでアールについて書くと、女性的な曲線を求めてるんだ〜とか訳のわからないことを言われそうですが多分違います。
俺のアール好きはそんなもんじゃ無いんだ。

大体どの服を買う時にもこのポケットのアールいいな...と思いながら買うし、多くの場合購買に直接繋がっている。インスタにあげている服たちも改めて振り返るとそんな服が多いし、他の人が投稿している服を見る時もこのアール良すぎる...!とよく思う。もう服のアールが癖なんだと思う。もっとたくさん俺にアールを見せてくれ...

改めて見ると面白いシルエット
ショップの写真の方がよほどわかりやすいんで探してみてください。

アール繋がりでいうとこのパンツとguidiのバックジップを合わせるとブーツのアールが強調されてすごく良い。ロゼリーニのブーツだと余計にそれがわかりやすいからいつか買ったら絶対合わせたい。

tukiのパンツはいいぞという話をするはずだったのにただアールに興奮しているおかしな人になってしまった。これからもたくさんアールを見つけたいし良いアールの服があったらどんどん見せつけてください。喜びます、私が。

またすぐ書きます。では。

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