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生活が踊るラジオ3

前回が2022年の11月でそこから約1年半が経過して再び記録しようと思い、筆を取っている。

過去の記事↓

今回で3回目の記録。
時代が進むごとになくなる番組あれば、新たに始まる番組もあります。
ラジオは私たちの生活の中にありますが、ある人にとっては欠かせない番組であったとしても人気の低迷、あるいは制作側の都合によって長年続いていてもいつかはバッサリと終わってしまったりもするものです。

そしてこの4月から新しく始まった番組の多く存在する。
改編とは寂しいものでもあり、ワクワクするものでもある。

タイムフリーで聴く機会が多いので、リアルタイムで聴くことはあまりないです。なので、聴く曜日もあべこべだし、その時の気分で番組を選択しています。

タイムフリーだと、生放送であっても生放送ではなくなってしまう、しかしながら自らの環境を整えることで臨場感や親近感を演出することはできる。使い方次第で広がりが生まれるものです。

この前、星野源のオールナイトニッポンをファミレスから生放送でお送りしていたのがとても印象的で、リスナーの中にはわざわざファミレスに足を運んで生放送の気分を味わっている人もいたようです。こんな楽しみ方もあるのかと思わず膝を打ちました。

ところで、来年で日本でラジオ放送が始まって100年経つそうですよ。それをテーマにした番組も昨年から伊集院光さんが担当されていてよく聴いていますが、ラジオもお茶の間の存在から変化し、個人への寄り添いメディアに変わっていった背景をもとに、これからその立ち位置はどう変化していくのか、逆にしていかないのか。どちらにしても個人としては欠かすことのできないメディアであり続けることは間違いないだろうと思っています。

ということで、そろそろいってみよう。

2024年4月現在で毎回欠かさずに聴いている番組

月曜

JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力(TBS)

THE UNIVERSE 安藤裕子(J-WAVE)

4月からスタートの新番組。
平日の月曜から木曜、4人のミュージシャンが番組の構成、選曲を担当する。月曜は安藤裕子、火曜は大橋トリオ、水曜は大貫妙子、木曜は岸田繁。
TBSに似たような番組で、「CITY CHILL CLUB」がある。日替わりで選曲者が変わる仕組みで、あまり自分には刺さらない人が多かったので、この度J-WAVEさんで、ここまでの大物たちが毎週2時間の選曲番組をお送りしてくれるなんてとんでもないことをしてくれたなと感謝しているのですが。でも、これ結構大変なことですよ。1ヶ月まだ経ってませんけどこないだの4月24日の放送で、大貫さんはもうちょっと音をあげている感じありましたよ。笑
末長くとはなかなかいかないかもしれませんが、素敵なひと時を提供してくれるミュージシャンたちに感謝の意を示したいと思います。

月曜の安藤裕子さん。なかなか個人の語りを聞く機会がなかったことと、安藤さんの楽曲含め、人間性を知ることができるのが楽しみ。

火曜

タイムちゃん(FM FUJI)

なぜかタイムマシーン3号の写真が古すぎる。笑

アルコ&ピース D.C.GARAGE(TBS)

平子さんと酒井さんの例えの引き出しの豊富さに毎回驚かされる。置かれたワードがそこまで説明しなくても明確にその絵が浮かぶし、浮かぶことによってそのおかしさに思わず笑ってしまうこの感覚が気持ちいい。

JUNK 爆笑問題 カーボーイ(TBS)

オープニングトークが好き。

星野源のオールナイトニッポン(ニッポン放送)

ニセさんのお悩み相談コーナーが最近のお気に入り。

水曜

THE UNIVERSE 大貫妙子(J-WAVE)

大貫さんのルーツになっているアーティストや自らの楽曲、訪れたライブでのセットリストを紹介する形で曲を流したりと、好きなアーティストのプライベート過ぎないプライベートを楽曲とトークを通して知ることができるラジオならではのプログラムに高揚感を覚えます。

木曜


ハライチのターン(TBS)

エンディングの澤部さんが次のメガネびいきに繋ぐ台本読みの決まった調子からの、澤部:「また来週」岩井:「また」の流れが大好き。

THE UNIVERSE 岸田繁(J-WAVE)

それぞれ独自の感性で選曲されているこの番組の中で、異彩を放っているのがくるりの岸田繁さん。
岸田さんは鉄道が好きという背景から毎回、駅をテーマにして周辺の風土だたり、歴史、酒、土地、岸田さん自身の経験にまつわる楽曲をミックスさせた仮想旅の心地良さがそこにはある。
外国の駅にフィチャーすることもあり、それはそれで興味深いのですが、それでも日本の駅、有名なところだと下北沢とか、小樽とか、全く知名度のない福井の駅が取り上げられていたりとか、行ったこともない場所に想像を膨らませる感じや、その土地特有の食事やお酒など、有名な土地でなくても個性があること、岸田さんの語りと選曲で輝き出す感じがたまらなく好き。これからも楽しみ。

金曜


沈黙の金曜日(FM FUJI)

武田砂鉄のプレ金ナイト(TBS)

ゲストコーナーは毎回興味深いお話が聴けます。

霜降り明星のオールナイトニッポン(ニッポン放送)

全てのラジオ番組の中でも相当でかい気がしますが、何年続くんだろう。何もなければ延々続きそう。

土曜


ウィークエンドサンシャイン(NHK)

リスナー層やバラカンさんの取り上げる楽曲の特徴上、すでに高齢の方々が多く。組まれる特集は追悼ばかり。
というのは冗談として、これこそラジオの醍醐味、私の興味の延長上にある音楽の世界を提示してくださる番組。いつもありがとうございます。


桑田佳祐のやさしい夜遊び(TOKYO FM)

生放送を続けているのがすごすぎる。最高です。

オードリーのオールナイトニッポン(ニッポン放送)

ここ最近は、春日語のコーナーが結構楽しみ。

日曜


PEOPLE 平野啓一郎のそろそろいい時間(JFN)

ポッドキャスト等トークのアーカイブは充実しているのですが、実は平野さんの選曲を聴きにきている部分が大きいのでラジコで聴きたいんだけど、聞き逃すことも多い。

伊集院光の百年ラジオ(NHK)

最近だと、三島由紀夫と高校生が鼎談?してる回が印象に残っている。
高校生の切り込み方が優秀すぎてびっくりしたのと、この頃に比べたら男女の差はまだマシになっていると感じるくらい家父長制ガチガチの雰囲気がああった。

Barakan Beat(interfm)

バラカンさん無理せずいつまでもお元気でラジオ続けてほしいです。

有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER(JFN)

アシスタントによってイジる内容がちょっと変わっても大体変わらない感じというか、毎回同じこといじってる感じが面白い。


地方在住のくせにキー局ばかりなのはごめんなさい。笑
エリアフリーによって全国のラジオ番組を聴くことができるなか、キー局中心となったのはしょうがないことです。地方のラジオも多くはキー局の番組だったりするのです。

電波の状況的に普通なら聞くことのできない各地方や関東圏の番組をインターネットを通じて耳にすることができているのは、関東からUターンしても近くに都会のカルチャーが近くにあることを感じさせてくれるのはなんか心の支えになっています。

とりわけ投稿をまめにするわけではないのですが、小4からずっとラジオを聴いてきて、ラジオから流れてくる地方の知らない土地やさまざまなアーバンなものへの抽象的な憧れや、そして実際その地に降りたった時に聴くとちゃんと地域に根ざしている感じがあったりして、番組だけにとどまらず、局に対して一層親近感湧くし、一回離れてもそのイメージが消えないからずっと土地のイメージと重なって試聴体験としてより厚みが増すんだなこれが。


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