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映画エッセイvol.1

はじめに

映画コラムってなんだか硬いようなイメージがありますよね。なんだろう映画雑誌とかに投稿されているようなうまい解説とかできないけど、自分が映画を見た時の心情とか何を思ったのかとか、自分の気持ちを大切にしながら綴っていけたらなと思っています。

きっかけ

今までにもいくつか映画を観てきましたが、これまで観てきた映画というのはミニシアターで上映されるような映画ばかりでした。しかも映画にハマったのは1年前なので、それまでの映画観というのは娯楽というとらえ方でしかなかったので、作品を掘り下げて自分の人生、世の中で起こっていることに対してリンクすることはありませんでした。なので、知らない作品はめちゃくちゃ多いです。みんなが知っている作品も自分は知らないものが多かったりします。ジブリは幼少の頃、よく見ていました。千と千尋は何百回観たかわかりません。
そんな中で、映画にハマるきっかけを与えてくれたのは、大学の教授でした。その教授の授業を受講していた時、授業が始まる5分前から近所のミニシアターの上映情報をスライドショーで流していました。初めは見流していたのですが、ふとしたときにそのミニシアターに行く機会があり、映画を鑑賞しました。その感想をその教授に話した時に教授の映画観や作品の意図、監督の意図、現代問題との絡みなどいろいろ教えてもらいました。それに看過されて、映画に対する考え方や、背景を考えるようになりました。初めは難しいし、描写の云々が分からないことがほとんどでしたが、観終わった後、友達や教授と観た映画に対しての感想や議論から多くのことを学びました。そして少しずつですが、自分との経験や世の中で起こっている事とリンクして考えられるようになり、文化的な豊かさを映画から多く得ることができています。映画から得られる疑似体験はかけがえのないものだし、鮮度が命です。だからこそ、上映期間は決められているし、逆に昔の作品がリバイバルされるのも、世の中で起こってることに対して、私たちがもう一度考える必要があるのではないかという暗示もあると思うのです。だから、映画の背景を考えることは重要なんです。
これから今まで観てきた映画を振り返りながら、その時思った感想を綴っていきたいですが、いかんせん時が過ぎてしまっているものに関しては改めて、考え直して綴っていく必要があります。なのでこれからは観たらすぐに記事にすることができたらいいなと思っています。よろしくお願いいたします。

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