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悩み相談からオルガン演奏まで? 実は幅広い僧侶の仕事【僧侶の一日③】

築地本願寺にはたくさんのお坊さんたちがおつとめしています。そんな彼らは、毎日、どんな風に過ごしているのでしょうか? ここでは、普段見られない、そんなお坊さんたちの裏側をご紹介します!

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掌(たなごころ)を合わす

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築地本願寺では僧侶が仏さまに手を合わせるすがたを見かけます。「合掌(がっしょう)」は、インドに由来する敬意を表す作法です。
僧侶だけでなく、参拝者もひとしく仏さまの前で行う基本的なお参りの作法であり、心静かに仏さまへ正対する大切な作法です。ご参拝の折は、ぜひ本堂で仏さまにお手合わせください。

立ち振る舞いから学びます

新人

4月に7名の新入職員が築地本願寺に配属されました。法要の準備等を担当する「承仕(じょうし)」に就く職員たちは、すべての作法の基本となる歩き方や立ち方、座り方の指導を最初に受けます。
本堂内での何気ない立ち振る舞いのひとつひとつが、宗教空間をつくりあげます。美しい作法の習得が、僧侶のはじめの一歩です。

仏花(ぶっか)への水やり

本堂を含めて築地本願寺内に10カ所以上ある礼拝施設。それぞれの尊前にお供えされている仏花には、職員が水を毎日注いでいます。暑くなってきた今の季節は古くなった水を吸い上げてから、新しい水を注いでいます。
仏花は仏さまのおこころを味わう大切なお供物です。日々、職員たちが丁寧なお給仕につとめています。

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僧侶がお迎えいたします

今夏から奉仕活動員と共に、築地本願寺職員の僧侶が本堂で皆さまを毎日お迎えいたします。
仏事相談や築地本願寺の案内だけでなく、日ごろの悩み事や疑問などお尋ねになりたいこと、またこぼさずにはいられない愚痴などがあればいつでも気軽にお声がけください。
※休憩や別業務で不在になることもあります。

僧侶の1日 (2)


堂内に響くパイプオルガンの調べ

築地本願寺の本堂にはパイプオルガンが設置されています。演奏は専属のオルガニスト、または築地本願寺の職員が担当します。
仏前結婚式や毎月末に開催されるパイプオルガンコンサート、報恩講(ほうおんこう)での築地本願寺合唱団楽がく友ゆう会かいコンサートといった行事にて音色を聴くことができます。

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※本記事は『築地本願寺新報』に掲載された記事を転載したものです。本誌やバックナンバーをご覧になりたい方はこちらからどうぞ。