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フリーアナウンサーから学ぶ会話の極意

複数人で会話をしていると、知らず知らずのうちに役割がわかれます。それは、「主役(話し手)」「引き立て役」「聞き役」の三役です。

話の上手い人は、よく喋る人ではなく、よく喋らせる人です。
上記の三役のうちで言うと、引き立て役の役割がとても重要です。
聞き上手と言いますが、聞き上手とはただの聞き役のことではなく、引き立て役のことを言います😊
複数人で会話している時だけではなく、一対一で会話をしている時も一人で、聞き役と引き立て役をできる人が聞き上手だと言うわけです。

アナウンサーは引き立て役のプロ

以前、フリーアナウンサーの羽鳥慎一さんがテレビのインタビューでアナウンサーとして大切にしていることをお話しされていました。

羽鳥さんの理想とする司会像として「収録中はタレントさんに話をふったり、リアクションをしたり、盛り上げるけど、編集された放送を見ると、自分が一秒も映っていないのが理想です。」とおしゃっていました。

テレビにおいて、主役はタレントさん聞き役は視聴者です。
タレントさんの魅力が存分に発揮されて、視聴者に届けて楽しんでもらうことが、テレビ番組で一番大事なことだと思います。それを実現するために引き立て役が必要であり、その役に徹しているのが司会の役割だというわけです。

タレントさんの中でも、いじられることで引き立て役をしている方、特に芸人さんなどがされていますが、あくまでもタレントですので、テレビという舞台上においては主役であることには変わりありません。

そんな毎日テレビで見られる、タレントさん達を引き立てている司会の方こそ、会話の達人だと思います🎤👨

普段の会話の中でも、司会の上手なアナウンサーの方を参考に、良い引き立て役を意識してみると良いのではないでしょうか。

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