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50代で行っとこう!エディンバラ(Edinburgh, UK)

街全体が世界遺産となっているエディンバラ。イギリスを構成しているスコットランドの中心都市へは、ロンドンから飛行機で2時間、列車ならキングスクロス駅から約5時間、コーチ(長距離バス)なら約12時間(夜行で寝て行く人も結構多い)、様々な移動手段で訪れることが出来ます。エディンバラの旧市街は、日本人が‟イギリスの古い街並み””と聞いてイメージするものに、一番近いのではないでしょうか?新しい建物、最新の設備が乱立するロンドンよりも、映画やドラマで目にするようなイギリス的な町の風景がそのまま現存しています。

地方の大都市だと、甘く見てはいけないのがエディンバラ。旧市街と新市街を併せた町は、結構広いのです。そして、一番の観光処であるエディンバラ城は、旧市街のメインストリート:ロイヤル・マイルを1km弱歩いて行った先の小高い丘の上にあります(断崖絶壁の丘)。1kmなら余裕でしょう、と侮ってはいけません。確かに、ロイヤル・マイルは緩やかな勾配で大きな問題はないでしょう。突き当りにお城がありますから。

問題は、最初の城門をくぐってから。丘のてっぺんに建っている分、場内の道はどれも結構な傾斜のある坂道なのです。大きなお城ですから敷地内も広く、様々な建物があり見所も多い分、上り坂を延々と歩く羽目になるという訳。これ、注意事項として書いていないガイドブックもありますから。そして、満遍なく見て回ると所要時間は約3時間。なかなかの運動量でしょう。

私は30代前半に訪れたのですが、かなりしんどかったですよ!翌日は、結構脚に来ましたから。

丘の上に建っているので、もちろん絶景ビューはお約束。エディンバラの町全体を見渡すことが出来ます。ロンドンと違い、高層ビルが無い分、遠くまで見通せてスッキリ。

エディンバラ城は要塞でもあったので、武具や防具など軍事的な展示物も多いですが、お土産ショップがかなり充実していて、ここで結構盛り上がった想い出があります。ウィスキーの試飲もあって、結構太っ腹に振舞われた記憶が。

ハリー・ポッターのホグワーツ城のモデルとなったと言われており(作者は否定しているらしい)、人気は衰えを知らず。朝のオープン時に行くことをお勧めします。

また、城の入り口(最初の門)のたもとにあるのが、スコッチウィスキーの歴史から製法から、全てを学べるThe Scotch Whisky Experience。シングルモルト好き、ウィスキー好きの方はもちろんですが、ウィスキーにあまり興味が無くても楽しめる施設なんですよー。館内の見学は、樽の形をした乗り物に乗って行くのです。これが、某テーマパークのIt's a Small World的なアトラクションで楽しく面白いんです。最後はこれまた結構な種類のテイスティングを楽しめて、結構酔っぱらいました(現在は、テイスティング数がいろいろあるなど、様々なタイプのチケットがある様子)。テイスティングしたウィスキーグラスは、お土産に貰えましたよ。チューリップの様な独特の形のシングルモルト用グラスは、インテリアとしても素敵です。

旧市街にある聖ジャイルズ大聖堂は、塔のてっぺんが王冠の形をしていることでも人気スポットだし、ホリールードハウス宮殿は、かつて‟夏の間のバッキンガム宮殿”として機能していたところ。博物館や美術館も多くあるので、じっくり堪能しようと思ったら、それなりの日数を費やすべし。英国的な雰囲気が大好き、という方には、意外とロンドンよりもハマる町かもしれません。パブ巡りも、ロンドンとはまた違う雰囲気なので楽しいですよ。

そして、Scottish Breakfastもマスト!ぜひフルで食して頂きたい!English Breakfastと一番違うのは、ハギスやブラックプディング、スコティッシュソーセージなどが加わっているところでしょう。お店によってお皿に乗っている品も違うので、食べ比べも楽しいです。また、5ッ星ホテルにステイしているなら、ぜひ朝食付きプランにして優雅な味を楽しんでください。普段、‟焼いたトマト”というのはまず食べないと思うので、こういう機会にぜひトライしてみては?

あと、ウイスキーが得意でない私がハマったのは、バニラアイスのウイスキー掛け。レストランのデザートで出て来たのですが、美味しかったこと!

エディンバラの様に意外と歩け歩けの町だったり、『ちゃんと観ようと思ったら体力がある50代のうちに行っておく方がより楽しめるのでは?』という町を紹介していく新シリーズです。今後もどうぞお楽しみに。


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