最年長記録は更新していける！

先ごろ閉会式を終えたパラリンピックにて、素敵な言葉と出会いました。

自転車の女子個人ロードタイムトライアル（運動機能障害C1～C3）で、パラリンピック初出場の杉浦佳子選手が金メダル獲得！50歳でのオリンピック・パラリンピック金メダル獲得は、夏季・冬季大会を通じて日本勢最年長ということで、レース後のインタビューで記者から年齢について言及された時の返しが、絶妙に素晴らしかったのです。

『（また50歳って言いましたね！と突っ込んだ後で）最年少記録は二度と作れないけど、最年長記録はまた作れますよね』

おおーっ！TravellinGorgeous®世代万歳！そうですよね、最年長記録はこの先もどんどん更新が可能なんです！杉浦選手のインタビュー内容には、他にも思わずうんうん頷くところが沢山ありました。

現役選手である限り、『練習しない日』がある日常は通常ではあり得ないことなんだそうです。でも彼女は、自分の年齢を考えた上での体調管理ということで、敢えて週2日の休みを取るようにしているとのこと。

『パラアスリートとしてはまだ駆け出しだけど（2017年に初選手登録）、人生ではベテランだから（そういう選択が出来た）』

＊ちなみに、この3日後、女子個人ロードレース運動機能障害のクラスでも金メダルを獲得！自ら最年長記録を更新したというのは本当に素晴らしい！

私たちおとな女子には、年齢分の人生キャリアがあるということ。たかが個人の50～60年間の出来事とは言え、立派な歴史です。積み重なった年月の重みが、濃さがある訳ですから。

もしもこれまで空白の期間が多かったというのなら（子育て、仕事、介護などに追われて自分の時間が無かったという方であれば）、今から空白ではない期間を作って行けば、空虚じゃない時間を積み重ねていけば良いではないですか？

今年で50歳になるのですか？もう50歳？まだ50歳？いえいえ、ちょうど50歳。今が全て、今が一番良い！という生き方にしませんか？

いい歳して・・・って周囲に言われますか？ですが、いい歳っていくつのことなんでしょう？楽しい人生を生きていれば、今が一番いい歳に決まってるんですから、その台詞はナンセンス。そんな言葉を言ってくる人がいたら、毎日が充実していない人なんだなと、放っておきましょう。

日本には、82歳でゲームアプリを開発し、アップル社CEO直々にイベントに招待され国連でもスピーチをした若宮正子さんという方がいらっしゃいます。アメリカには、90歳のモデル：カルメン・デロリフィチェや、先日100歳のお誕生日を祝ったインテリアデザイナー＆ファッションアイコンのアイリス・アプフェルなどの大先輩が、まだまだ現役で輝いています。40-60代のTravellinGorgeous®世代は、彼女たちから見ればまだまだヒヨッコ。伸びしろもあるし、成長が見込めるということ。

楽しいこと、素敵なことの最年長記録、どんどん更新していこうではないですか！

歳を重ねた今だから解ること、人生経験を積んだから楽しめること、清濁併せ吞んできたオトナだから楽しめる事柄が、世界中には沢山あります。いろいろな意味でのゴージャスな旅、アラフィフおとな女子だからこそ楽しめる旅を極めよう！というのが、TravellinGorgeous®のコンセプトです。