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そろそろ堂々クラシックホテル(関東編)

日光金谷ホテル

日本を代表する観光地のひとつであり、人気の避暑地でもある日光で、明治から令和まで時代の移ろいを見てきているのがこちらのホテル。1873年創業なので、ちょうど今年で150周年とのこと。

特に、関東圏にお住まいであれば、何かしらで接点を持ったことがある方、多いのではないでしょうか?泊ったことは無いけれど、メインダイニングで食事をしたとか、ラウンジでお茶を楽しんだとか、ベーカリーで買い物だけしたとか。或いは、チーズケーキやアップルパイ(that's my favorite❤)をお土産に買った或いは頂いたことがあるとか。名前を聞いただけで何だか良い気分になるホテルというのも、結構少ないのではないかな~と、個人的には思うところ。

クラシックな建物は、大理石があちらこちらふんだんに使われています。回転扉から始まり、館内至る所で出会う古き良き時代のインテリアや調度品は、和洋折衷の独特の魅力がある上、贅沢そして丁寧に作られているので重厚感あふれる世界。日本最古のリゾートホテルは、細部まで見どころが多くあり、訪れるだけでも価値があります。館内に足を踏み入れた途端に、タイムスリップを体験できる場所。

日光を訪れた時はいつも、せっかくだからお茶をと思って訪ねるのですが、老舗高級ホテルだから穴場(空いている)と思ったら大間違いで、常に混んでいてすんなり席につけた試しがありません。ホテルそのものが観光名所でもあるからです。こちらでは食事と買い物しかしたことがない私、一度は泊まりたいホテルの筆頭です。

ちなみに、ベテランおとな女子の栃木在住の知人マダームは、ストレスが溜まると車をこちらへ飛ばし、ひとり優雅にカレーを頂いて帰ってくる、というのがリフレッシュ法なんだそう。さすがです!

酷暑が更新されそうな今夏、久しぶりに行っちゃいますか~。おとな女子になっての再訪は、新たな発見があるはず。

ホテルニューグランド

昔からあるハマの顔と言えば、のホテル。こちらも、何かしら接点を持ったことがある方が多いホテルだと思います。ふらっと立ち寄れるフレンドリーさは、老舗ホテルとしては特異かもしれません。良い意味で、敷居が高くない。昔からずっと、様々な人が行き交うヨコハマでやってきているからこそ、なのでしょうか。

山下公園の真向かい、そして中華街方向へ向ける道沿いでもある好立地。本館1Fにあるザ・カフェは、ドリア、ナポリタン、プリンアラモード発祥の地としても有名ですね。ホテルブレッドも人気ですし、食を目当てに訪れる方も多いと思います。バーも人気スポットですし(サザンの歌詞に出てくるところ)。

こちらの旧館は、クラシックホテルの代表例としてあちこちで名が挙がるほど。ロビーの大階段で、往年のハリウッド女優をまねて写真を撮るのは、もはやお約束でしょう。Historic Hotels WorldwideⓇ(世界中から300余りの‟語るべき物語がある”歴史のあるホテルを評価し紹介する組織)から、2016年に世界1位として表彰されています。2022年にはファイナリストに残り、2023年には『最も壮麗な天井とドーム』部門でTOP25にランクインしています。

1991年には、高層のタワー館もオープンし部屋数が増えたからか、老舗有名ホテルであるものの、部屋タイプや宿泊時期によっては、意外とリーズナブルに泊れるのをご存じですか?独身時代が長かった私は何度かレディースプランで宿泊体験があるのですが、海側を一望する景色ならタワー館、異国情緒を満喫したいなら本館、という感じですかね?スタンダードな部屋であれば、本館の方が若干狭いです。が、こちらは何を求めるかによって優先順位は変わるはず。

クラシックホテルが持つタイムスリップの魅力に、ヨコハマならではの異国情緒もプラスされて、食事だけでも、宿泊でも、アクセス含めておとな女子的ちょこっとTRIPには絶好のホテル。この記事を書いていて、こちらも久しぶりに訪れてみたくなりました。プリンアラモード、ひとりで頬張るおとな女子を見掛けたら、それは私かもしれません。そっと見逃してください。

おとな女子が本気で楽しめる旅:TravellinGorgeousのため、リサーチ&実体験を元にYouTube連動で活きた情報をお届けしていきます。2022年からはツアー催行します。ご支援頂けましたら嬉しいです。また、取材にご協力頂けるホテル/宿、観光業の皆様、ぜひご連絡ください!