おとな女子：What’s Your "STYLE"?

同性の友人知人と一緒に買い物に行くと『決めるのが早い！』と言われますが、自分のスタイルが既に決まっているだけのこと。夫には『同じ様な品ばっかり』と言われますが、好きなモノがハッキリしているだけの話。トレンチコート、ポインテッドトゥのハイヒール、トートバッグ（マチあり万歳）、ひざ下丈のワンピース、丸首ジャケット、カラーパンツ、インパクトのあるTシャツ・・・好きなんだから、仕方ない！

着たい服の中から、自分に似合う服のチョイスが無駄なく出来るようになったのは、お洒落だった母の影響もありますが、若い頃から着道楽でファッションに対してかなり浪費をしてきた結果です。決して威張れるものではありませんけれど、50過ぎてそれなりの成果が出ているので結果オーライでしょう！今も着道楽は変わらないけれど、流行りものだからとむやみに買うことは少なくなりました。日々情報収集しているトレンドの中から、ワンピースであれ、パンツであれ、自分のスタイルの品で尚且つ自分に似合う品を見つけ出すことを楽しんでいます。

特に近頃は、おとな女子世代が直面する体形変化にも対応できる服であることも、大事な優先事項です。例えばドレス系なら、肩から真っすぐラインで裁断されているカフタン型やウエストからスカートが広がるFit & Flare型。下腹ポッコリメタボ体形や、お尻と太腿の一体化現象が年々激しくなっても、問題なく着ることが出来る優れモノ。ホルモンの関係で太く筒形になるのが自然体のお年頃、細いまま・変わらぬサイズのところを露出したり強調することで、目眩ませの術を駆使すれば良い訳で。

トラベリンゴージャス®のスタッフにも幾人かおりますが、若い頃からファッションと言う消えモノに無駄使いすることなく、堅実におとな女子になった人ほど、自分のスタイルが定まっていない気がします。決して散財を礼賛している訳ではありません。でも、ファッションをとことん楽しむ経験は、しておいて損はないと思うのです。自分はどういうファッションが好きなのか、自分に似合うものって何なのか。色合わせやデザインのコーディネートを考えたり、服とアクセサリーや小物の組み合わせを考えたり、ファッションを楽しむって、意外と頭も使うのですよ。老いてなお華やかに、自分で自分をアゲることは、楽しい人生の基軸になると思うのですが、いかがでしょう？