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【2/14】日本は義理チョコ文化をやめるべき? #バレンタインデー

2月14日は #バレンタインデー ですね🍫
今年も各お菓子メーカーなどがキャンペーンや
バレンタイン用商品の販売が行われています🛒
みなさんはバレンタインデーになると思い出すこと、
なにかあったりするのでしょうか?

日本のバレンタインデー始まりはあの洋菓子メーカー?

日本において最初にバレンタインデーに
チョコレートを贈る文化を広めたのは、
兵庫県神戸市の洋菓子メーカー「モロゾフ」
と言われています。

「モロゾフ」は、欧米の2月14日にバレンタインデーに
贈り物をするという文化を日本でも広めようと、
1932年「バレンタインデーにはチョコレート」
というスタイルを初めて紹介しました。

今から約90年前には日本にもバレンタインの文化が
入って来ていたのは驚きですね。

バレンタイン広告による販促は、太平洋戦争によって
一時中断を余儀なくされましたが、1950年代以降、
ハート形の容器にチョコレートを入れた商品がヒットし、
他社もその流れに乗ったことで、
国内でもより広くバレンタインデーと
チョコレートを贈る文化が広まりました。

変化するバレンタインの立ち位置

みなさんは、バレンタインと言えば、何をイメージするでしょうか?
女性が男性に想いを伝える日というイメージの強かった
バレンタインデーですが、贈る相手や目的は、
その時々で変わっていきます。

1980年代に「義理チョコ」文化が生まれたとされ、
2000年代以降に「友チョコ」が登場、
最近では自分へのご褒美として「自分チョコ」
男性が女性に贈る「逆チョコ」など
バレンタインに贈るチョコは場面に応じて
様々な意味を持ちます。

贈る相手や目的の多様性は、企業のプロモーション
にも表れており、「ガーナチョコレート」のロッテが
行っている「ピンクバレンタイン」でも「多様な価値観」
について言及されています。

高級チョコレートで有名なゴディバの2022年の
バレンタイン時のキャッチコピーは、
「わたしにも、あげる」

労い、感謝は周囲の人にだけではなく、
自分自身にも伝えようというコンセプトが表現されています。

毎年、コンビニなどで「手軽だけど少し贅沢な」
バレンタインスイーツが展開されることも、
自分へのご褒美の機会としてバレンタインを
捉えている人が多いことの表れかもしれません。

令和の時代に義理チョコ文化はどうなる?

「日本は、義理チョコをやめよう。」

2018年2月1日、ゴディバが日本経済新聞に掲載した
バレンタイン広告はこの1文から始まりました。

日本の「義理チョコ」文化に一石を投じたこの広告は、
バレンタインの主役の1人とも言えるゴディバから
発信されたこともあり、当時大きな話題を呼びました。
(下記リンクから実際の広告を見ることができます。)

バレンタインデーのプレゼントに義務感が
生まれてしまっているのでは?と投げかけ、
無理せず、本当に贈りたい人に贈ろう
そしてバレンタインを楽しいものにしようという
メッセージが込められています。

これに反応したのが、幅広い世代に人気を誇る
「ブラックサンダー」を販売する有楽製菓でした。

「一目で義理とわかるチョコ」というキャッチコピーで、
バレンタインの義理チョコとしての地位を確立していた
ブラックサンダーの有楽製菓はTwitterにこのような投稿をしました。

とある広告が話題のようですね(‘-‘)
よそはよそ、うちはうち。
みんなちがって、みんないい。
ということで有楽製菓は引き続き「日頃の感謝を伝えるきっかけ」として義理チョコ文化を応援いたします(‘-‘)

立ち位置は異なるものの、バレンタインデーをより楽しい日に
という部分では両社共通する部分もあります。

「義理チョコ」文化については今も議論がありますが、
自分たちに合った形で活用していくことが重要かもしれません😌

2月13日は“ギャレンタイン”デー

近年、アメリカを中心に話題となっているのが
「ギャレンタインデー」です。

「ギャレンタイン」は「ギャル(Gal)」
「バレンタイン(Valentine)」を組み合わせた造語です。

バレンタインデーの前日2月13日
「ギャレンタインデー」になっており、
女性同士でパーティーなどをして楽しむ日
とされています。

2010年にアメリカで放送されたドラマ
「パークス・アンド・レクリエーション」
ワンシーンで初登場して話題となり、
広がったそうです。

アメリカ以外にも、イギリスや隣国カナダを中心に、
新たなイベントとして広まりつつあります。

日本においても、ゴディバや伊勢丹新宿店など、
ギャレンタインのプロモーションが行われましたが、
元々バレンタインに「友チョコ」を贈り合うことがあるなど、
「ギャレンタイン」という言葉自体は
今のところあまり普及していません。

今年は、みなさんもギャレンタインを
楽しんでみてはいかがでしょうか?

まとめ

バレンタインのプレゼントを贈る相手や過ごし方は、
ますます多様になっています。

一方で、大切にすべきは、これまでもこれからも
「贈る人にとっても贈られる人にとっても楽しいこと」
ではないでしょうか。

みなさんは、今年のバレンタイン、どのように過ごしますか?