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撮影OKな舞台を観客として撮ったら、プロレスの手癖が出ちゃう説|役者ポートレート番外編

先日、team DICE★K さんのインプロライブ(即興劇)を見てまいりました。
いつもお世話になっている若葉琴音さんご出演とのことで。
あと即興劇は初めてということもあり、興味本位で。

チケットを予約したところ、若葉さんから「撮影OKなので!」とご連絡。
しかし手元には手垢のついたCanon eos kiss x7くんしかいない。
eos Rくんは家出中だからだ!(18日に帰ってくる予定)

しかしまぁこの相棒とプロレス写真を30万枚撮ってきたんだし、せっかくなら撮ってみるかと観劇なのにレンズ3本所持して行ってまいりました。
するとどうでしょう、プロレス写真の手癖が出るわ出るわ

今日はそんなお話し。

とりあえず写真

オープニングのあいさつ
インプロ開始
ショートの若葉さんきゃわ
伝説の剣さん
旅行代理店のオーナーさん
即興でクセ強いキャラ出てくるの笑うしか
目が怖い目が
もはやノリと勢い
観客のエピソードを即興で
おばあちゃんと孫
エンディング

観てみた感想

インプロ初観劇でしたが、事前に思っていた以上に楽しめました。

台本ありの演劇は当然練られたものですし、演出が入ることで物語に深みが増します。
一方で、どこか落としどころが見えてしまうのも事実。

反対にインプロは、跳ねるか鳴かず飛ばずか、が全く見えない。
特に本公演は観客が記入した「お題カード」を使ってストーリーを進行させるものだったので、なおさら何も見えない。
展開もオチも、キャラクターの関係性も何もかも。

それを演者さんの力量、そしてホワイトボードを使った情報共有システムでもって、うまいことコントロールされていました。
裏で一般人の想像が及ばないほど、試行錯誤と準備がなされているのだろうと感じさせられました。

プロレス写真の手癖

これは致し方無いのですが、初めて見るステージで、あまりにも攻めたものは撮れない。
例えばキャラクター同士の触れ合う手とか、シルエットにしてみたりとか。

プロレス写真でも出来はするのですが、「後でSNSに掲載する」と考えると一定程度の状況説明を視覚的に行う必要があります。
文言で伝えられたらいいのですが、後先考えると”置きに“行っちゃう。
まして初めての場合、テンポや動きが読めないですし。
これが難しい。

あと見てわかると思うのですが、一人を切り抜くとなると自ずと縦構図になる。
説明的でわかりやすいのですが、どこか報道写真感から抜け出せてない。
伝わりやすくていいのですが。

ただ、プロレス同様ハラハラしながら撮れたのは、単純に楽しかったです。
誰にレンズ向けよう、次はどんな展開になるだろう、ここは肉眼かカメラか、みたいな終始落ち着かない感覚を体が求めていました。
また行ってみたいです。

若葉さんの写真たち

先ほど”置きに”行ったと書きました。
それはなぜかと言えば、若葉さんはじめ、あとで出演者さんが使うかもしれないという「なんちゃって仕事感」を醸し出していたからでした。

実際若葉さんにはその日中にご提供してお使いいただきました🙏
そのつもりだったので、多めに撮っていた写真たちをどうぞ。

えがった!

おわり。

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