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観戦の満足度について-サッカーファンの調査結果から考察してみる-

グラフを見ると、試合の前半と後半を通してコア層の満足度はほぼ平均以下だ。ゴールした時こそ満足度は大きいが、それでも他の2エリアのファンより満足度は低い。結局、コア層のファンが1番盛り上がったのは、試合前のチーム応援と試合後の勝利の儀式のみ。一般の人からすれば、コア層のファンは何が楽しくてスタジアムに通っているのか理解できないだろう。
(中略)
コア層はチームの置かれた状況に感情が左右されるからだ。オリンピックやW杯のような国際試合の真剣勝負で日本チームを応援する気持ちに近いかもしれない。筆者の観戦時の様子を振り返って見ると、試合中は常に不安で緊張している。応援しているチームがゴールを決めても2点差くらいでは、いつ追いつかれるかと常に緊張している。1点差で迎えた後半ロスタイム(追加タイム)の相手チームのコーナーキックなどは生きた心地がしない。振り返って見ると、試合中に笑顔になった時間はゴールが決まった直後くらいだ。

「実はコアなサッカーファンほど試合を楽しんでいない」
ー興味深い見出しの記事を見つけました。

よくよく自分の完全時の心境を振り返ってみると、共感してもらえるようなコア層ファンのがいるのではと思います。
私もプロレスを(コアとは自覚しないにしても)見に行ったとき、特に押し選手の重要な一戦の場合は、本当に生きた心地がしない。。。

例えば、タイトルマッチ。

リーグ戦を乗り切り掴んだ挑戦権でのタイトルマッチ。相手は数々の強敵を倒してベルトを流出させた「長与千種の継承者」。

一介の観客であれば「燃えるタイトルマッチ」だったり「チャレンジマッチ」であったりといった所感だと思いますが、私にとっては先ほどの記事と同じ境遇だった訳です。

その試合の背景にある「自分を変えようという意思」「団体を背負わねばならないプレッシャー」を感じてしまい、終始見ていて緊張していました。苦しいながらも、今まで見せたことのない引き出しを開けて戦う。決してチャレンジマッチなどではない、と強く主張するかの如く。そんな戦う姿は私の表情を一層固くさせていたでしょう。。。
試合後に振り返ってみれば「いい試合だったな」なのですが。

皆さんはこんな経験ありますか?

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