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いいねがなくても、褒められなくても

最近よくフィッシュボーンな髪型をしています。

理由はめちゃくちゃ楽だから。なのにおしゃれしている感じがするから。という、どうしようもなくズボラな考えによるもの。

「あ、フィッシュボーンいいな」

と思ったきっかけは、近所を歩いていたときのこと。前から歩いてくるおしゃれガールがフィッシュボーンをしているのを見て「その手があったか!」と気づきました。そもそもフィッシュボーンをしたいがゆえにロングヘアを目指したわたし。3年くらい前にようやくフィッシュボーンを作れるくらいの長さになったので、猛練習しました。でも動画見て30分練習したらできるくらいの難易度で、慣れてしまえばめちゃくちゃかんたんです。

あのころはお出かけするときはフィッシュボーンだったけど、気づいたらポニーテールとかおだんごのかんたんヘアに戻っていました。でも久しぶりに前から歩いてきたおしゃれガールの髪型を見て「あ、フィッシュボーンいいな。やろう」と思い出したんです。

あの日、おしゃれガールにいいね!ボタン押したい気持ちでした。

でも、現実はそんなボタンがリアルにあるわけではなく。かといって突然「あなたの髪型素敵ですね! わたしも明日からフィッシュボーンにします!」とか言われたら怖いじゃないですか。わたしなら怖いです。東京出てきたてのときに「おねえさんのワンピースかわいいですね! 連絡先交換しましょ!」って東横線のホームで知らないきれいなお姉さんに声かけられたことあるけど、すごい怖かった記憶があります。都会では普通なのかな。

で、何が言いたいかというと、別にいいねがもらえなくても友達や恋人から褒められなくても、あなたのことを見て「いいね」と思っている人って意外といるんじゃないかなあということ。

もちろん、人は思った以上に他人には興味ないのかもしれないし、言わなきゃ気持ちは伝わらないんだろうけど。

でも、わたしは割と街を歩いていて「いいな」と思うことあるので、反応はなくても良い影響を生んでいることってあると思うんです。待ちゆく彼女の髪型を見て、電車で乗り合わせた彼のカバンを見て。隣の人のごはんを見て。「あ、いいな」って意外と思うことある。言えないことが多いけど。SNSで見ても、カジュアルに反応できないことってあるし。

だからいいねがなくても褒められなくても、むやみに落ち込まなくていいんじゃないかなって最近思いました。


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