アナウンサーが、アナウンサーをやめる時
90%以上が、いつかアナウンサーでなくなる
アナウンサーを志してこのnoteをみてくれた方、申し訳ないです。のっけから、アナウンサーをやめる話をします。
ちなみに、私のnoteの書き方は、TBSアナウンサー 安住紳一郎さん著書『局アナ 安住紳一郎」を参考にしています。1文は短く、少し話口調がまじった文章となるかなーと思います。
全国で毎年約100人のアナウンサーが誕生すると言われています。
「スポーツの感動を届けたい」「生活に役立つ情報を発信するんだ」「テレビに出て有名人になるんだ」などそれぞれの思いから、アナウンサーキャリアは始まります。
けれど、90%以上のアナウンサーは、いつかアナウンサーでなくなります。
理由は、皆さんの想像の通りかしら。
・放送局内で違う部署に異動する
対外のやりとりが得意と考えられているからか、広報が多い印象
体を壊してしまって総務へ異動というケースも複数知っています
・フリーアナウンサーになる※アナウンサーとしては継続してますが…。言及だけ。
王道。けれど、最近ますます激戦ですよ。いつか書こうかな。
・違う業界に行く
結婚を機に退職はよくありますね。旦那の近くへ行くためとか。
あとは、私のように放送局で働く中で新たな考え方が出てきたパターン、とかね。
アナウンサーをやめるタイミング
全国の同期アナ約100人のうち、2割程度が3年以内にアナウンサーをやめる印象です。
半分は体調不良や適性観点から局内異動、もう半分は放送業界にあわなかったのかな、退職です。
タレントになる人、スポーツインストラクターになる人、野球業界に行く人、ぱっと出てきたのはこんなかんじ。
そして、3年以上5年以内でやめる人がもう2,3割程度でしょうか。私はここに入ります。
このタイミングでの転職って、結構悩みますよ。私もそうですけど、このタイミングでやめる人って、仕事が嫌でやめる人はそんなに多くないと思います。3年は研鑽を積んでスキルあがってきますし、人によっては番組のMC(メイン司会)をする人もいますし。
けれど、人生の転換点もここに重なるでしょうか。特に、女性アナは結婚やそれを前提に退職する人をよく見ました。
あとは、40歳前後です。
このあたりで、アナウンサー歴が15~20年くらいになるんですよね。一つの区切りとして考えやすいかな。
また、アナウンサーって、結構体力使うんですよ。ずっとしゃべっていますから。立ち仕事も多いです。体力的に追いつかなくなってくるみたい。
加えて、見た目の観点もあります。頭が薄くなってきた人はかつらなどで対策を試みますが、どうしても限界はあります。
まとめ
「アナウンサーがアナウンサーをやめる時」について簡単に記しました。
・放送業界内で職種を変える人もいれば、フリーアナや放送業界外に飛び出る人もいる(当たり前かもしれないですが)
・3年以内にやめるのが2割、3~5年以内にやめる人が2~3割の所感。もう1つの区切りは40歳前後
本当は、私がどうやって異業種への転職を成功させたかもあわせて書こうとしたんですよ。そしたら、意外と長くなってしまいました。私のnoteは、3~5分程度で軽く読めるものの方が読者の皆様に負担をかけないと思っています(今のところ)。ですので、その心がけの下、この記事はここまでにします。
アナウンサーが異業種転職をどう成功させるのか、次回以降に記します。
※細々とX(旧Twitter)もやっています。
https://x.com/9KsV7arz0w6MpgY?t=fEdcM9TZu62WuILWyX98Bg&s=09
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