バチェラーにハマる妻

ウチの妻はバチェラーにハマっている。

昨今は恋愛リアリティ戦国時代と言えよう。
バチェラー、オオカミちゃん、愛の里、etc

恋愛というものにリアリティが無くなってきたからこそ、こうした娯楽が成立するのかも知れない。

いやそんな世相の考察はどうでもいい。

とにかくだ。妻は恋愛リアリティ中毒者であり、中でもバチェラーシリーズが3度の飯より好きだ。

先日、バチェラー5の放送が開始した際、私も一緒に見させられていた。

あまり興味を持てない私がスマホをいじりながら見ていると、妻は「お前、遊びじゃねえんだぞ」と凄んできた。そうか、遊びではないのか。

ちなみに我が家ではバチェラーを見ている時には、妻はちょいちょい一時停止をする。

軽く咳払いをして「ちょっと私の意見を聞いて欲しい」と、リアルタイムで考察を述べ始める。

そして「もうエピソード最後なのに、この子って、まだエピソード2の気分じゃない？」と彼女の自説を述べ始める。

私は「うん」「へえ？」「俺もそう思うよ」「鋭いね」をローテーションして応える。

妻がひとしきり語り終えると、再生ボタンが押され、半目の状態で静止していたバチェラー長谷川さんが動き始める。

また、これはウチの妻の特技なのだが、出演者の考えていることが分かるらしい。

例えば、バチェラーを見ていると、ローズセレモニーで選ばれる女性どころか、名前を呼ばれる順番すら当ててみせる。特技を超えて超能力に近い。

あなたの奥さんはどうだろうか。バチェラー好きですか？一緒に見てますか？

それではバチェラー、そろそろお時間です。