#4 視界が悪化！濃霧の航海
前回までのあらすじ
人生に選択肢をもつべく「自分業」についてぼんやり考え始めた私。
プロローグとして所属しているコミュニティWBH（ウェルビーイングハブ）での壁打ちの取り組みを経て、いざ「自分業」をつくろう！と仲間達とスタートを切り、自分史を作って強みや価値観を発掘してきました。
#1で発掘した強み：乗り越えなくていいように他の道を探す視点
#2で発掘した価値観：知らないなんてもったいない
#3で発掘した軸：目の前に来た時に選べるように選択肢を持っておく
順調だった航海に暗雲が
#3までは自分史の航海。
航海と言ってもこれは自分の話。終わってみると大海原に繰り出すよりは「池の水全部抜いてみた」に近いわけで、労力や意識に対して発掘できるものが「ある」前提でした。
池の水は全部抜いて浚ったので、STEP2としては「大海原への航海」の準備に入ります。
その海にはどんな生き物がいて、どういう潮流で、どういう仕掛けや餌があると有効なのかしら？
そんなことを考えていきます。（たとえですよ！餌とか魚とか思ってませんよ！笑）
そこで私の思考が一気に霧の中へ…
私（広告代理店の企画職）は「与えられた課題（もしくは与えられた題材から課題を設定）に対した解決策」を考えてきた仕事人生で、いろんなことを手広くやってきたわけです。ここは強みがうまく発揮できていた職種なんだろうなと思っています。
が、「自分業をつくる」となるとその「なんでもできます、やります」が裏目に！！！
想像できる「こういう悩みを持つ人（ペルソナ）」のイメージが多岐すぎて絞れない。
自分のスキルから逆算してもあまりに手広く色々やってきたせいで統一感がない…
完全に霧の中で針路を見失ってしまいました。
困った時には相談だ！
助けてー！ちひろ先生！！
ということで、MYストレングスコーチのちひろさんとのセッションで「ペルソナが絞れない」という話をしました。
色々お話しをしていくうちに「ペルソナを作る」＝「一人のケースに絞り込む」＝「『前回発掘した軸：選択肢を持っておく』ことに反している」ということにストレスを感じて拒否反応が出ているんだなと気づきます。
「”何”を考えて絞るんじゃなくて、もっと抽象化してその先の”想い”や”なつみさんが力になりたい人はどんな人か”の共通点を見つけていったらどうでしょう？」
「大事にしている価値観、想いは繋がっているのでは？」
た、たしかに！！
ペルソナシートを埋める、という目先に囚われていた！
何も上から順番に埋めていく必要はないし、その中にも自分にとって「大事にしたい項目」と「どっちでもいい項目」がある！それをいっしょくたに考えていたからモヤモヤしていたんだ！
（そしてSFの「最上志向」も悪さした。今段階で完璧じゃなくていいんだよ！）
霧がうっすら晴れてきました。遠くに灯台の灯りが見える…
強みや価値観の使い方って大事
そんなこんなで、息もほろろになりながらまずは取り掛かることができるようになったSTEP2。
自分が大事だと思う価値観に関するところから埋めていくことにしました。ペルソナはリアルに想像できる方がいいのはわかっていつつ、敢えて現段階では価値観に関わらない年齢とか住まいとか、そういう項目はエイヤーで記入。
行きつ戻りつ、適宜修正改変しながらやっていくことになりますが、取り組みの思考・姿勢として「強みや価値観」が無意識に干渉してくるなぁと気づいた今回。
そういう意味でも#1〜#3で発掘した強みや価値観を言語化したことは良かったことかも！
言葉にしたり名付けたりすると輪郭ができて取り出しやすくなりますよね！
今後も進まない時はここと照らし合わせてみると気付けることがありそう。
先日も同じように強みだったものが弱みに変わってしまうという体験をしたので、資質が活きる使い方をしているかは日々意識していきたいです。
今回発見した光：強みや価値観が喜ぶ取り組み方を考えよう
と、濃霧の海が晴れたところで、今回はここまで。
次回！「降臨！？自分業のテーマ」
楽しみにしてくれよな！（CV.野沢雅子）
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