久しぶりにアロマを焚いた

午前1時、就寝。
久しぶりにアロマディフューザーを使おう。
まずは計量カップで給水。
精油を選ぶ。ラベンダー3滴とベルガモット2滴を水面へ落とす。
スイッチオン。
やわらかなあかりが灯されて、きれいに香るミストが降りてくる。
コットン製のアイマスクを付けて、外界をシャットアウト。

香りにはそれぞれ効能があるらしい。本当かいなと思いながらも頼りにしている。
「信じている」よりも「縋っている」と言う方が、自分の感覚にはしっくりと馴染む。
ラベンダーはリラックス。ゼラニウムやクラリセージはホルモンバランスの乱れに。ローズマリーは集中力アップ。
精油の商品説明文には「古くから使われている」とよく書いてあるけど、どれくらい昔からなんだろう。

午前11時半、二度寝三度寝を経て起床。
昨夜のアロマのおかげか、よく眠れた気がする。
しばらく横になったまま、Twitterのタイムラインを眺める。
最近は何かに怒っている人、気を悪くしている人が多いように思う。
私は発言することなく、いつもそのようすを遠巻きに眺める。
そうして毎日、時間とMPを消費する。
インターネット・サイレント野次馬である(そのようなことばはない)。
前々からの癖だけど、在宅勤務がはじまってから加速してしまっているように思う。
最近のメンタル不調は絶対にここからきている。自覚があるからはやくやめたい。

午後になるころ、ようやく起き上がる。
今日は休みだけど、遅れ気味の仕事を少し進めておきたい。
モヤモヤした気分を消して少しでも集中できるようにと、ローズマリーを焚いてみる。
ディフューザーをセットして、スイッチオン。
部屋に香りが拡散されていくにつれ、なんだか頭がしゃきっとしてきた、気がする。

香りによる嗅覚への刺激はもとより、
「何かを目的にしてアロマを選んで、焚いたりして使う」という
手間のかかった一連の行動が
願掛けのように作用する面もあるんじゃないかな、と思う。

在宅勤務中ならアロマ焚き放題だし、香りでメリハリをつけることもできそうだ。
調子に乗って、ネットで気になる精油を買い足した。届くのが待ち遠しい。

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