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『Back to the Future -70’s Japanese Photography』curated by 調文明 / SHIRABE Bunmay

|開催概要

会期 / Dates: October 7th - October 29th, 2023 
時間 / Hours: 12:00~19:00(休館日 : 月・火 / Closed on Mon & Tue)
Venue map: 72Gallery(東京都中央区京橋3-6-6 エクスアートビル1階)
入場料 / FEE:無料 / FREE
キュレーター / Curator: 調 文明 / SHIRABE Bunmay

企画展『Back to the Future -70’s Japanese Photography』キービジュアル

|企画展『Back to the Future -70’s Japanese Photography』

権威・権力・伝統に反旗を翻した「激動の60年代」を経て、1970年代はあらゆるものの輪郭が揺らぎはじめます。日本、個人、写真……。こうした状況はまさに今の私たちの「未来」を振り返るようです。本企画展では、同時代の他の分野の動向にも触れながら、70年代の熱気を感じることができる写真集や写真雑誌、関連書籍、当時のフライヤーなどを70年代に存在していた建物で展示します。

< キュレーター>
調 文明(しらべ ぶんめい)

写真批評/写真史研究。1980年、東京生まれ。立教大学ほか非常勤講師。『ハーパーズ・バザー』2018年9月号に「日本の今を切り取る新世代フォトグラファー」、『STUDIO VOICE』2018年3月号に「偏/遍在するドキュメンタリー」、『装苑』2019年7月号に「独自性を放つ色彩の表現者たち 日本の写真作家と、色のはなし」を寄稿、現在は『キヤノンフォトサークル』で「カメラが見つめる時代――写真史をアップデートする」を連載中。写真表現の校閲室「調エル」を主宰。

調 文明(しらべ ぶんめい)

|関連イベントのご紹介

企画名:トークショー『1970年代と今:日本写真の変容とあり方』

内容:「激動」の60年代を経て、1970年代の日本は写真表現において大きな転換を迎える。私写真、コンポラ写真、群写真、写真専門ギャラリー(自主・メーカー・コマーシャル)、写真賞創設など、現代の写真表現の礎にもなっている様々な姿勢やシステムが作り上げられてきた。 70年代、雑誌や自主ギャラリーの広がりにおいて存在感を放っていた写真家、島尾伸三を招き、本企画のキュレーションを担当し、写真史研究を専門とする調文明と共に、70年代から現代までの写真の変革、そこに残された学びに迫っていきます。

登壇者: 島尾伸三、調文明
開催日:2023年10月8日(日)14:00-15:00

会場:
1.東京ミッドタウン八重洲 5階スタジオ(東京都中央区八重洲2-2-1)
2.オンライン参加(クラウドファンディング限定特典

チケット料金:1,500円(税込)
チケット購入(Peatix):https://t3-specialtalk4-20231008.peatix.com

<写真家>
島尾 伸三(しまお しんぞう)

写真家、作家。1948年、作家の父・島尾敏雄、母・ミホの長男として生まれる。母の故郷である奄美大島で育つ。1974年東京造形大学造形学部写真専攻科卒業。 1975年よりフリーの写真家として活動。1978年潮田登久子と結婚。長女・真帆が誕生。潮田登久子とともに、中国、香港の庶民生活のリポートを続けている。著書に『中華幻紀 島尾伸三写真集』(Usimaoda)、『東京~奄美 損なわれた時を求めて』(河出書房新社)、『まほちゃん』(オシリス)、『生活』(みすず書房)、『季節風』(みすず書房)など多数。

島尾 伸三(しまお しんぞう)


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