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雑記#2ー絵本の可能性ー

どうも、韓国ドラマを見ると十中八九、ヒロインが好きになるコイケです。
#今はムービングのヒス役コ・ユンジョンを推している
#ボンソクの母親役のハン・ヒョジュもいい

前回は絵本に込めら思いみたいな事を書かせて貰いました。
読み返してもなかなか恥ずかしい内容ですが、
何となくこういった感情だったりを残しておくのも大事かなと。。。

さて今回からは色々と踏み込んだ話をしていけたらなと思います。
そんな初回は、「絵本の可能性」について書いてみます。

■ドラゴンボール

誰もがドラゴンボールをご存知だと思います。言わずとしれた日本が世界に誇るビッグコンテンツです。
#おい絵本の話は ?

2023年3月期、バンダイナムコHDのIP(知的財産)別売上よるとドラゴンボールは1335億円です。現在も連載中のワンピースが863億円と考えると連載終了から30年ちかく経ちますからドラゴンボールの化け物さが伝わるかと思います。

この数字を踏まえてもっと深ぼっていくと、1000億円を超えたのが2019年で1,290億円。
その前年、2018年が979億円。
その前年、2017年が611億円と
とんでもない勢いで売上を伸ばしています。

しかし、そんなドラゴンボールも常に好調だったわけではありません。
連載終了とアニメの終了で20年間、売り上げが低迷します。

そんな20年間の沈黙の後にドラゴンボールは2013年、新作映画「ドラゴンボールZ 神と神」を皮切りに2015年にはテレビアニメがスタート。同年、新作映画「復活のF」・スマホゲームのドッカンバトル等で一気に売り上げを伸ばしていきました。
そして現在の売り上げは連載時を遥かにしのぐ数字を叩き出しています。

ここでなぜ連載から30年近く経った今になってそんな売り上げを上げることができたか考えると、
当時の子供たちが大人になり、彼らに子供が出来たということだと思います。
親子で夢中になれる事で、その売り上げを連載当時よりも伸ばすことができたに違いありません。

これは偶然ではなく、狙ったに違いありません。
「神と神」の公開から2年で子供が夢中になれるアニメのスタート、大人が夢中になれるスマホゲーム、そしてあのフリーザを復活させ、大人と子供が見たくなる映画の公開。これを狙ってないとは言わせません。
きっと「神と神」で立てた仮説がドンピシャではまったんだろうと想像します。多分親子の来館者数がどれだけあるかってところかな?

何にしてもどえらい打ち手を思いついたものだと舌を巻きます。

これが強力なIPを所有した時の戦い方なんだというお手本のような打ち手だなと思いました。

■ワンピース

2023年にワンピースは大きな発表がありました。
「THE ONE PIECE」の制作決定。
第1話からの再アニメ化です。

ワンピースは連載開始から27年。アニメの放送開始から25年です。
現在(2024年4月)単行本は108巻まで出ています。
連載中とはいえ、今から1巻から読もうと思う人がほとんどいないはずです。
既に子供の時から読み始めた人たちは大人にあり、子供もいると思います。
この状況は出来ている中での、再アニメ化。
どう考えても親子で見る流れができるのは間違いありません。
これを期に見てみようと思う人も出てくる筈です。
単行本100巻超えの状況で、新規ファンの獲得・親子のコンテンツ化。
すごい手を打ってきたなと思いました。

とにもかくにも親子のコンテンツ化するということがどれだけの力を持つの理解していただけたと思います。

■ところで絵本は?脅威の「はらぺこあおむし」

今まさに強いIPの使い方が開発されたような気がしますが、
そんな流れが何十年も前から当たり前に存在していた業界があります。

それがお察しの通り、絵本業界です。

本屋の絵本コーナーに行けば、
幼少期に読んだ絵本が、新刊ですという面で平積みされています。

中でも誰もが一度は見たことのある「はらぺこあおむし」
これは化け物です。

1969年の刊行から全世界60か国で翻訳され、累計発行部数5500万部。
日本では1976年に刊行され800万部です。(2023年調べ)

これだけ昔のものだとゆっくりじわじわ売れたのだと思うかもしれませんが。驚くのは2021年の全世界の累計発行部数が4400万部だったものがたった二年で1100万部増えているという点です。

何でかは正直わかりませんが、
この数字は今後も伸びていくのは間違いありません。

僕たちは大人が普通に生きていたら新刊の絵本の情報など入ってきません。
それでも子供に絵本を買ってあげます。
その時、あなたが本屋に行ったら知っている馴染みのある絵本を買うのが自然な流れです。
幼い時に読んだ絵本を大人になったら子供に買ってあげるという流れができるわけです。
つまり絵本の定番に入ってしまえば、一生売れ続けるという事です。

■人生を賭ける価値がある

こんな事に気づいたのが、確か5年前くらいだったかな?
もっと前から絵本は描きたいなと思っていたけれど、
これに気づいてワクワクしました。一段ギヤが上がったのは間違いありません。
どこまでやれるかはわかりはしませんし、才能があるかもわからないけれど
これは人生賭ける価値があるなと思いました。
どうせやるなら難しい方が楽しいので頑張ってみたいと思います。

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