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雑記#1ーえほん大賞に出品してみましたー

どうも、
当時2歳児だった娘が寝返りをうった際、かかと落としを肋骨にくらい折れたことのあるコイケです。
#骨弱すぎ
#生涯骨折回数6回
#目にも一度くらって網膜に穴あいてる

久々にnote再開って事で、
理由は表題の通り。「えほん大賞に出品してみました」作品にかけた思いなんかが多少なりとあるのでそんなのを書き留めて置きたいと思います。

■えほん大賞に出品してみました

何年も前から絵本を出版したいなぁと思って絵の練習やどんな内容にするかあれこれやっていたらそこそこの年月が経ち、やっとこさ形になりました。
長かった。。。

絵の練習と同時にどんな物語にするかと考え始めたのが、4年前だったかな。
その間に思いついたのがこの3つ。

◯絵(アート)の無い星でアートと名付けられたロボットの物語
◯行方不明になった友達を探して星々を飛び回るカエルの物語
◯雨の止まない街で、四年に一度だけ晴れるその日に生まれたサニーという少女の物語

どれも結構設定を詰めていて、
#どうせ表に出さない細かい設定をうだうだ作ってた
個人的に思い入れのある物語です。
結局サニーの物語をえほん大賞に出品しようと思い制作にあたっていました。

しかし、締切3週間前にとある言葉を掛けられて、「0」から新しい物語で、作り直しました。
あの土壇場でこんな決断をした僕はドMだとおもいます。
#毎日寝不足

出品しているので現状内容を公開できないので
あらすじを。


【あらすじ】
ひとりぼっちの少女が壊れたロボットを直します。
直ったロボットは、とてもうるさく騒がしく、少女の気持ちなどお構いなしに、毎日付きまといました。
次第に心を許した少女はロボットと友達になります。

ある日を境にロボットが少女の前から姿を消します。探し回るとまた壊れてしまっています。
悲しむ少女。直そうと試みるが直らない。

途方に暮れる少女はロボットの言葉を思い出し、人間の友達を作る決断をします。

何とか友達が出来た少女は毎日楽しく過ごしました。

ロボットの話を皆に言うと、一緒に直してくれることになります。
そして皆で力を合わせてついにロボットが復活する。

■何度も言われた言葉

正直に言うと、最初に思いついていた3つの物語の方がファンタジーしてて絵本らしいです。
それでもこれを描きたかったのには理由があります。
締切の3週間前、元奥さんが家にきて色々喋っていた時に、

「友達が少ないとかはわかんないけど、あなたの 周りにはいつも友達がいたよ」

と言いました。
これは過去にも彼女から言われた事がありました。
当時は深く考えたりしなかったけれど、
今回は考えなきゃいけないような気がして色々と考えてみました。

■友達ができる

僕の幼い頃は、引っ込み思案で人見知りで人と話すのがとにかく苦手でした。特に初めて会う人とは一言も話せませんでした。

そんな僕でも友達ができたのには、理由があって、それはこんな僕でも関わろうとしてくれた人がいたということです。
幼稚園のときは、肩がぶつかっただけで怒るガキ大将みたいな子がいて、何故だか僕には優しかった。
耳たぶが気持ちいいとずっと耳たぶを触ってくる子がいたりして。
小学校に入学すると、僕の後の席の子がいつもちょっかいを掛けてきて仲良くなりました。
2年生で転向しちゃったときは寂しかったな。。。
少年野球を始めたときは、2つ上の人達が可愛がってくれて、中学、高校でも可愛がってくれました。
僕は今まで何もせずただ関わってくれる人たちがいました。
思い返せば僕から話しかけて友だちになろうと行動した記憶がありません。いつも誰かが僕を気にかけてくれて友だちになってくれたんだと思います。
その事に気づいた時、
何だか申し訳なくって、感謝しかなかったです。

■転換期

僕を友達にしてくれた人達、関わってくれた人たちの中でも書き留めておきたい男がいます。

中学の時、入学して初めての全校朝礼。4〜5メートル離れた左前に僕の方を見てニヤニヤしてくる男がいました。その男は朝礼が終わるなり、僕のところへやってきました。
「ピッチャーやってただろ?野球部入るの?よろしくな」
とニヤニヤしながら言ってきました。
彼と打ち解けるのに時間は全然掛かりませんでした。
高校も同じ高校で、僕単体では絶対に話せませんが、彼の後についていれば僕も少しずつ友達が出来ました。
そんな男とも卒業してから、長い歳月を掛けて合う回数は減っていきました。
最後に会ったのが僕の結婚式の招待状を渡す時。
相変わらずニヤニヤしなが
おめでとうと言ってくれました。


結婚式の一ヶ月前、彼が亡くなりました。

もう何年も前の話しなので悲観しているわけではないです。
今まで色んな人が僕と関わってくれたお陰で、寂しいとか孤独な人生では無かったです。
それでも人は突然いなくなることがあるという事を知りました。

それから大分時間が経ってしまいましたが、僕は僕から人に関わろうと決めた事を覚えています。
柄にも無く同窓会を開こうだかとか、飲み会を主催したり花見に行ったり花火に行ったりアウトレット行ったり。
新しく友達も出来たり。

やっぱり初対面は緊張して勇気がいるからお酒の力を借りてしまうけれど、僕の人生での大きな転換点だと思います。

■最後に

今回出品した絵本は完全に個人的な私小説ならぬ私絵本です。

最後のページを描き終えた時に
このラストを描きたかったんだと思いました。

きっとこんなことは皆に恥ずかしく面と向かって言えないので、作品として残しておきます。

絵本になったらいいなぁ
きっと僕のような子がこの世の中にはひとりくらいは居て、その子の背中が押せたらなと思います。

まぁ絵本にならなくてもなにかのタイミングで公開したいと思ます。

では、長々とすいませんでした。

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