【学び51冊目】 ビジョナリー・カンパニー4
成功する企業は2重マイル行進をしている。二重マイル行進は、長期にわたって並外れた一貫性を保ち、行動を行うこと。
規律とは、何か。規律は、行動の一貫性である。考え方一貫性ではない。行動の一貫性である。
多くの企業が考え方の統一にフォーカスしているが、実際は考え方はあまり重要ではない。
正確には重要だが、考え方が統一されるのは行動の一貫性の先にあるものだ。
規律とは考え方のことではない。行動の一貫性のことだ。
考え方の一貫性のことを言っているのだとすればビジョナリーカンパニーになれるかどうかは、経営者の才能に依存することになってしまう。成功する会社には良い文化・規律がある。
どんな会社の経営理念も、あと付け。
成功している経営者が生まれながら人間的に優れているから、会社が成功するわけではない。
理念は過去の偉大な経営者から借りればいい。
考え方の一貫性は図ることができない。考え方は、人の内部に宿るものであるから。
では何で測るのか?繰り返しだが、それが行動の一貫性だ。行動が一貫している=考え方が一貫していることに等しいからだ。
もちろん、ビジョナリーカンパニーは組織の成長に焦点を当てているが、個人に関しても同じことが言える。
優秀な人を見ると、「頭がいい」という印象をいだくが、優秀なのは結果に過ぎない。そこに至るためには、圧倒的なアウトプットが必要。
行動(多)⇒結果(良)⇒優秀 という順番なのであって、決して 優秀⇒行動(少)⇒結果(良)ということはあり得ない。
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