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vol.116「雑談回:知られることで起こる動機。」

今日6月19日は「福岡大空襲の日」です。
79年前、1945年の6月19日、午後11時過ぎに始まったそうです。(※静岡大空襲も同日)

当時、福岡市内に住んでいた父から、

「ばあちゃんと おいちゃん(父の弟。叔父)と、防空壕に入っとったら目の前に焼夷弾が落ちてきてな。焼け死ぬかと思ったら、ちょうど仕事場から戻ったじいちゃんが助け出してくれたとぞ。
ウルトラマンのごたろ?」(注:まるでウルトラマンみたいだろ?)

と、どこまで本当か、通算50回くらい聞かされました。

満6才にならない頃の話だから、後で記憶が補強された部分もあるだろう。

小学校の平和授業で、PTAの役員か何かをしていた父が、空襲経験者として体育館で話をしたこともあった。

「学校内で、親と同じ空間にいる」というのは、子どもにとって「気まずさランキング」のトップ3に入る状況。非常に気恥ずかしかった。

まして父が、とつとつと話すならまだしも、けっこう弁が立つ。
よく喋るから、よけいにイヤだった。

なお、同ランキング1位、2位は、
クラスのどの子を好きか同級生に知られたとき。
トイレの個室(大)に行ったのがバレたとき。

三つ、いずれも
「知られたくないことを知られる」
が共通する点だ。
トイレ云々については、父もまったく同じことを言っていたから、歴史ある伝統らしい。

金品目的ではなく、復讐劇でもなく、単に「知られた」ために起こる殺人事件が、ホームズや金田一や、コロンボにも、あったのではないか。
『古畑任三郎』では沢口靖子さんの回がそうだった。

人間の恥とか怒りとかは、「秘密が暴かれる」ことに由来する。

「隠し口座が奥さんにバレたとき、ってのも加えといてよ」中村右近(堺正章)
「じゃあ、トップ4ですね」古畑任三郎(田村正和)



ちょっと体調不良で、短縮・雑談回でした。

最後までお読みくださりありがとうございます。


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