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読書感想【おしごとそうだんセンター】

仕事を探す宇宙人と係のお姉さんが,はたらくってどういうことなのか?,自分に向いている仕事ってどうやって見つける?といった仕事に関するお話をするストーリーである.


『もし,めざしていたおしごとになれなくても,その「めざしていた気持ちや努力」は,かならずあなたをたすけてくれるのよ。』という記述は 概ねそのとおりだと思う.

経験をするとその経験に応じたものさしを入手できることが大きいと私は思っている.前に経験したことはこれぐらいの時間がかかった,だから今回やる新しいことはこの程度の時間がかかるだろう といった予測ができるようになる.

概ねそのとおりと書いた理由は 努力したら必ず報われるとは限らないからだ.努力したかどうか,それは自分ではない第三者が決めることだと思っている.見返りがあると思って努力をすると辛くなる.

努力しても上に行けないときがある,でも上に行きたければ努力しなければならない.時間をかけて積み重ねていく必要がある.


この本を読むと,お仕事と経済はつながっているんだなと再認識できる.

仕事をしている人が世界中にいて 各々が物やサービスを作っている.作っている人がいるからこそ 私たちがお店で物を手にできる.目に見えない誰かの働きに感謝しないといけない.

マンキューの第5原理である交易(取引)はすべての人々をより豊かにする,分業制による富の増大で私たちは豊かに暮らせる.我々は幸せ者だ.



以上.

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