インナーダウン比較考察。モンベル、ユニクロ、無印良品のダウンの暖かさについて
前回記事の続きです。前回記事 ↓
そもそもは、レインウェアの下に着るインナーダウンを検討していたんですね。各メーカーから発売されてますが、価格的なところでユニクロ、無印良品、モンベルを候補にしてました。
あとで調べたらTAIONというところも手ごろな価格で出してましたね。
で、その際に参考にした記事はこちら↓
これによると、暖かさについては「モンベル!」ということなんですけども、写真で見ると厚さがペラペラなもんで「ほんとかなぁ」と。無印のほうが厚く見えるんですけど。。。
で、考え始めたのが前回記事の考察でございます。
「ダウンの暖かさはFPフィルパワーだけじゃなく、使う量との掛け算!」という仮説に基づき、三社のインナーダウンを比べてみたいと思います。
では、ダウンの使用重量は。。。
いきなりつまずいたのが、ジャケットの総重量はわかってもダウンの使用重量は公表していないんですね。。。困った。
そこで見つけたのがマムートmammutのダウンジャケット。こちらには使用ダウン重量の記載がありました。素晴らしい!
総重量230gに対してダウン71g、FPは850。
なるほど、と。
逆算して、ダウン以外の重さは159gということか。これを他3社に当てはめてみます。
総重量は上記比較ブログの実重量を使います。。。と思ったらこちらはノーカラータイプ。
またまた困った。
ということで、ダメもとで各メーカーに使用ダウン重量を問い合わせてみました。(問い合わせしたのはスタンドカラータイプです)
回答があったのは無印良品のみ。
Lサイズで50gとのこと。
これをノーカラータイプの実重量を参考にして比較してみます。
(結局ノーカラーで検証してしまいました)
総重量210g-50g=160g ←生地等の重量と仮定する
モンベル 180g-160g=20g ←ダウンの重量
ユニクロ 240g-160g=80g ←ダウンの重量
上記にFPを掛け算してみると、
無印良品 50g×750=37500
ユニクロ 80g×640=51200
モンベル 20g×800=16000
となり、ユニクロが一番ふっくらするのでは!?という検証結果になりました。
ちなみにマムートは71g×850=60350
実際店舗で見たときは、たしかにマムートのものはかなり膨らんでいましたが、ユニクロがそれに近い膨らみかといえば、まったくそんなことはないという印象でしたね。。。
各メーカーの生地等の重さがやはり違うのでしょう。生地の厚さ、ジッパー、ポケットなど重さに関係する項目はたくさんありそうですから。
この検証が全く無意味だった。。。とは思いたくないですが、実際に手に取った時との印象の差がありますね。
逆に言えば実際に手に取った時の印象、つまり「どのくらいふっくらしているか」をみるのが、最も手軽に比較できる手段だったのではないかと思い至りました。
その点、上記比較ブログの写真も参考になります。
写真の印象では無印良品が一番膨らんでるように見えます。
なお、一番上のタイトル画像は、
左がユニクロのダウン、右がモンベルのライトアルパインダウンです。
明らかに厚さが違いますね。これだけ違うと暖かさも雲泥の差です。
長々と、不完全な検証にお付き合いいただきありがとうございました。少しでもご参考になれば幸いです。。。