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洋裁素人が買った本格ミシンのハナシ

「今年は服を作る!」

中学校の家庭科の授業以来ミシンを使ったことがない僕が、突拍子もなく去年の年末に思ったこと。

服を作るにはミシンが必要ということで、どんなミシンを買えばよいのか調査をした。
どうやら、本格的な服を作るにはどうやら2台のミシンを用意すると良いということが分かった。

1台目は、職業用ミシン
2台目は、ロックミシン

この記事では、超初心者の私がそれぞれのミシンの役割とどんなミシンを買ったについて紹介していく。

職業用ミシン

職業用ミシンとは直線専用のミシンのこと。
JUKIのSL-300EXというミシンを買った。

価格を見て分かるように、家庭用ミシンといわれる一般家庭に普及されているミシンに比べてかなり高価。

実はそんな高価なミシンなのにも関わらず、基本的には直線を縫うことしかできない…
では何故そんな職業用ミシンをなぜ買ったのか。

職業用ミシンの強み

購入前に情報収集したところ、職業用ミシンには家庭用ミシンと比較し、以下の強みがあることが分かった。

  • 耐久性の高さ

    • 丈夫。頻繁な使用に耐え、長期的に使用できる

  • 縫製品質

    • より安定した高品質な縫い目が得られる

  • 速度

    • 縫い速度が何倍も速い。作業効率が上がる

  • 素材対応力

    • 厚手の生地や特殊な素材も扱いやすい

「本格的な服作り」をするなら職業用ミシンだ!
そんなわけで、私は職業用ミシンを購入した。

なお、JUKIを選んだのは一番メジャーだったから

ロックミシン

ロックミシンとは、布の端のほつれを防ぐためにかがり縫いするミシンのこと。
baby lockのBL65EXSというロックミシンを買った。

ロックミシンの強み

家庭用ミシンにも"ジグザグ縫い"という布の端のほつれを防ぐ縫い方ができる機能がついているものが多い。
ロックミシンは10万以上する高価なミシンだし、家庭用ミシンを使えばよいのでは?と思う人もいるだろう。
しかし、本格的な服を作る上では、ジグザグ縫いでは強度が足りないのである。
つまり、ロックミシンは布の端のほつれを強く防止する縫い方ができるのだ。

分かりやすく使われている部分だと、Tシャツの両サイドはロックミシンで縫い合わされていることが多いはず。

Tシャツの両サイドがロックミシンで縫い合わされていた

4本糸と3本糸

ロックミシンには4本糸と3本糸のものがある。
調べたところ、基本的に4本糸のロックミシンのが優れており、大きな違いとして、ニットを縫うには4本糸のロックミシンが向いているということが分かった。
4本糸のミシンの方が倍近く高いのだが、様々な生地でTシャツを量産したかった私は4本糸のロックミシンを買うことに決めた。

糸取物語

他に比べて高価なロックミシンだったが、糸取物語のロックミシンを購入することにした。

決め手は2点。

1点目は、自動糸調子機能

自動糸調子はその名の通り、糸をいい感じに糸の張りを自動調整してくれるやつ。

2点目は、自動エア糸通し機能

ロックミシンの糸通しの様子を動画で見てみると、結構複雑…
そんな面倒な糸通しを空気圧を使って簡単にやってくれるやつ。

それぞれ特許を取得していて、他社にはない機能とのこと。
これら調整でつまづくと、服作りのハードルが上がるので、初心者の私にとっては大変ありがたい機能だと思った。

おわりに

それぞれ高価だよって話を書きましたが、実は両方ともメルカリの中古品で買った。
だって、お金がなかったから…
それでも合わせて10万以上かかっているので、結構な覚悟がいる買い物だった。
来月以降はどんどん服など作ってnoteに投稿していきたい。


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