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闘茶会
福岡県八女市星野村「星のふるさと 茶の文化館」で開催されたで闘茶会に行ってきました。
闘茶会とは
闘茶(とうちゃ)とは、茶の点て方や、茶を飲んで香りや味から産地を推測するなどして、勝敗を競う遊び。中世~近世に流行した。日本では回茶、飲茶勝負、茶寄合、茶湯勝負、貢茶などとも呼ばれ、現代でも茶の産地を鑑定する「茶歌舞伎」が行われている[1]。中国では茗茶、銘闘などの異名がある。
中国の唐代に始まって宋代に発展したと考えられているが、日本に伝来後は中国・日本ともにそれぞれ独自の形式を確立させた。
闘茶会は、「茶歌舞伎」ともいい、古く中国では、唐の時代に起こり、宋の時代に日本へ渡来し、約1200年の伝統があります。
本来は、製造家が自製の茶の品質を鑑定するために茶を持ち寄って、形、色、香り、味の優劣を競うものでした。
闘茶(とうちゃ)とは、茶の点《た》て方や、茶を飲んで香りや味から産地を推測するなどして、勝敗を競う遊びのことで、日本では、主に武士や貴族の人々の間で流行しました。
八女市で開催された闘茶会は産地がすべて八女市ですので、ここで作られた5種類のお茶を飲み、香りや形状、味などから茶葉を当てる遊びになります。
闘茶の競い合い方と銘柄
急須にお茶を10g入れ、熱湯をさし、90秒たったものを茶碗に注ぎ分け、係員がお手元へ運びます。
それぞれ番号がふってあり、1回飲むごとに、自分の番号のところに駒を入れていき、最後に答えあわせをします。
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お茶の種類を当てるのは玉露(花)、煎茶(鳥)、白折《しらおり》(お茶の茎で作られたお茶=「茎茶|」)(風)、番茶(月)、焙じ茶(客)です。
紅茶とかウーロン茶とか混ざっていると簡単なのですが、新茶の部位が違うところのお茶が出た場合、素人にはほぼわからない気がします。
順番に5種類のお茶が出てきて、香りや風味、舌触りなどから、これぞと思うお茶の札を入れて、競い合います。
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闘茶会の最も難しいところは、一つ間違うと結果的にもう一つが外れますので正解率は60%となります。
最初の利き茶が最も重要ということです。
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結果発表
さあ結果はいかに?
煎茶、焙じ茶、玉露は正解。番茶と白折が不正解。
後から来たお茶を飲めば飲むほど、最初のお茶の銘柄は正しかったのか迷いが生じます。
結局、最初に飲んだお茶を間違えました。
お茶は葉や茎の部分など、使用する部位が違いますが、飲み比べても素人には全く分かりませんでした。
参加者の中にはもうすでに130回目という強者もおられました。
日ごろから飲み比べていればわかるかもしれませんが、初めての参加なのでさすがに難しかったです。
いろいろなお茶を楽しむ、闘茶と言う雅な遊びを体験できて良かったと思います。
まだまだ未知の体験が星野村にはありそうです。
興味がありましたら、皆さんも星野村までお茶を飲みに行ってみてはいかがでしょうか。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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