《ポイ活道》Tポイントで株式投資(3)(ネオモバでTポイントを使用する時の注意点)
前回の《ポイ活道》Tポイントでコツコツ 株式投資(その2)ではTポイント株式投資の初心者がTポイントでどのように株を買っていくのか初期の立ち振る舞いについて紹介しました。
私は自身に課したルールとしてSBIネオモバイル証券では現金を投入せずTポイントのみを使い株を購入しています。
今回は実際にTポイントで単元未満株(S株)を購入する時の注意点についてご紹介します。
単元未満株(S株)を買う時の注意
基本的にTポイントで株を購入する場合、購入予定銘柄の当日ストップ高分のTポイントを準備する必要があります。
必要の金額(ポイント)については購入時に確認できますが、値幅制限を前もって知りたい方は日本取引所グループのサイト(ストップ高)の取引きのルールをご参照ください。
購入手続き後、その日の株価に応じて取り引きが成立します(約定、やくじょう)。株の売り買いが極端に少ない株(流動性のない株)を買う場合は取引が成立しない場合があります。
株取引がスムーズにいくように出来高を伴っている株(株の売買が盛んな銘柄で、売り買いがすぐに成立すること)を購入すると良いでしょう。
通常ストップ高の銘柄をつかむことは稀ですので、余ったTポイントは夕方に戻ってくることがほとんどです。
S株では時間帯に応じて1日3度の約定機会がある
S株は株の需給に応じた成り行き買い(売り)ができませんが、いつでも注文は可能で、時間帯に応じて1日3度の約定機会があります。
上記の通り、始値または終値での約定のみで、即時約定できませんので短期売買(デイトレード)には不向きです。
上場廃止銘柄になってしまった時はどうしようもできない
過去に、安くなっている銘柄を少し多めに購入し、大した根拠もなく値上がり益を狙い「仕手」が疑われる銘柄に手を出してしまったことがあります。
複数株保有していましたが、道半ばで、上場廃止が決定してしまいました。上場廃止日直前まで取引自体はできますので資金を回収したい投資家やマネーゲーム(上場廃止決定銘柄で度々起こります。)をしたい投資家がこぞってデイトレを挑んだりするのをよく見ます。
しかしながら、1単元(通常100株)以上株を保有していないと、取引自体出来ませんので、単元未満の株数しか保有していない場合はそこでゲームセットとなります。
私の場合、1単元持っていなかったので上場廃止の期日まで指をくわえて株価が下がっていくのをただただ見ているしかできませんでした。
結局、その銘柄は紙切れとなってしまいました(涙)。
入金すれば問題ありませんか私のようにTポイントのみで株を買っている場合はかなり絶望的な制約だと思います。資金力がなく単元未満株しか買えない時期は特に気をつけましょう。
なお、現在未だ、1単元に到達した銘柄はありませんが、なるべく早く1単元になるようにコツコツと株を積み上げていきたいと思います。
まとめ
今回は実際にTポイントで単元未満株(S株)を購入する時の注意点についてご紹介しました。
・株を購入するためのTポイントは1株当たりその銘柄のストップ高分準備する必要がある。
・S株の購入時は時間帯に応じて1日3度の約定機会しかないため短期売買(デイトレード)には不向きである。
・単元未満の株数の保有しかない場合、上場廃止になってしまうと上場廃止期日までの期間、取引自体出来なくなるので注意。
次回はTポイントで1株ずつ購入していく銘柄の楽しみ方についてご紹介します。
過去の記事についてもTポイント投資の記事を書いていますので読んでいただけると嬉しいです。
記事を読んでくださりありがとうございました。
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