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吉田修一さん

10年以上前、学生時代に初めて読んでから
文章の読みやすさ、ストーリーのどんでん返しなどが好きで
沢山読んでいる作家さん、吉田修一さんの記録です。

これまで読んだ作品は
「パレード」
「パーク・ライフ」
「日曜日たち」
「東京湾景」
「7月24日通り」
「静かな爆弾」
「さよなら渓谷」
「元職員」
「春、バーニーズで」
「女たちは2度遊ぶ」
「愛に乱暴」
「初恋温泉」
「逃亡小説集」
「横道世之介」
「続横道世之介」
あたりです。
(もれている作品もあるかもしれません。)
エッセイも結構読んでいるので、
「あの空の下で」
「作家と一日」
「ブランド」
のほか、機内誌の連載もよく読んでいました。

どれも話の軸がしっかりしていながら
ロマンチックな作品から、不穏で不気味なものまで
ストーリー展開がドラマチックで
複数映画化されているのも納得です。
映画は1つも見ていないですが…。

読み始めたきっかけは恐らく
読書が趣味と言えるくらい本を読み漁っていた高校時代に
"文学"と呼べる作品も読み始め
(宮沢賢治などもこの頃よく読んでいました)
天下の芥川賞作品も読んでみようと
「パーク・ライフ」を手に取ったのが最初だったと思います。
うろ覚えですが。

長編は結構分厚いものや上下巻ものが多いのでなかなか読めていないのですが、
それでも気付けば20冊近くなってきました。

個人的には女性作家が好きなのですが
(色々読んでると観点が異性はかなり違うように感じるので)
吉田修一さんはテンポ感も物語も好きで
男性作家では1番長く沢山読んでいる好きな作家さんです。
話が面白いので読み始めるとぐんぐん読んで
あっという間に読み終えられるタイプの作家さんです。

また、東京が舞台の作品が多いので
あまり東京に行くことのなかった
(行くとしても舞台観劇やディズニー、コンサートくらい)の学生時代は
ピンとこない地名も多かったのですが、
社会人になって出張などで東京に行くと
ああこれがあの作品に出てきた場所かと気付いたり
今読むと意外と地名がわかったりもしますので
改めて読むのも楽しいです。

吉田さんを好んで読んでいながら
「悪人」をまだ読んでいないことの申し訳無さもややありつつ
これから「オリンピックにふれる」も読む予定です。

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