野球が「好き」の考え。 1

前置きとして。

 前回の初投稿で「忘れたころに形になる」と書いたものの、これまでの経験からスタートダッシュの必要性と、どんな感じでモノを書くか(言わばサンプル的なもの)は作っておいた方が良いと思ったので、本文一発目は間隔を開けずに書くことにする。
 次回以降はもう少し間隔は開くんじゃないかと思っている。『初投稿考』にスキ(いいねじゃなかった)を下さった皆様、ありがとうございます。お返事サンプルではないが、これは本当に励みになる。

閑話休題。以下本文。


『野球を観る』ことについて

 野球、特にプロ野球を観るのが好きだ。

 生まれも育ちも現住所も北海道(大学時代は道外で過ごすも卒業後に戻ってきた)なので、多感な時期に北海道へ移転してきた日本ハムファイターズによってプロ野球というものが一気に身近なものになった。
 また、札幌ドームが比較的行きやすい場所にあったこともあり、何度か試合を観戦しに行くうちにすっかりハマってしまった、というのがきっかけである。
 本格的にのめり込んだのは大学卒業後に北海道へ戻ってきてからなので、まぁまぁ長いことのめり込んでいることになる。
 勿論今でもファンクラブは継続しているし、もうじき開業1周年を迎えるエスコンフィールド北海道にも、そこまで回数は多くないにしてもファンフェス含めて何度か現地に赴いている。
 加えて、ここ数年で東京ヤクルトスワローズにものめり込んでゆき、ファンクラブ入会&明治神宮野球場にも足を運ぶようになってしまった。
(ファイターズ、スワローズのどんなところが「好き」かについては、追々書いていきたいと思う)

 基本的に日中に仕事をしている人間なので、普段はテレビやラジオで試合の展開を追っている。勿論それだけでも大いに楽しめているのだが、『球場で観戦すること』にはそこにしか無い良さというものがあるように思う。

今回は、そんな球場観戦の良さについて、ぼんやり考えてみることにする。

球場観戦の何が楽しいんだろう

 じゃあ具体的に何が楽しいのか、を考えてみようと脳内すずなすずしろ達にアンケートを取ってみたところ、まー出てくる出てくる。どんどん出る。

 あまりに出てくるので一回本文を書くのをやめて別のメモに書き出して整理しなければならなくなった。
(勤勉でマメな人は書く内容をひとしきりまとめたり整理したうえで本文を書き始めると思っているのだが、自分はそうでは無いので本文を書き始めてから色々と不足に気付くことが多い。いつもそう。)

 というわけで簡単にまとめた結果、以下のような意見が出た。

  • 球場に向かって移動している時点で楽しい

  • 球場(建物)が見えた、見えてきたときのワクワク感が凄い

 「今日は球場に野球を観に行くんだ」と思いながら自宅から球場へ向かうだけでもワクワクするし、なんなら事前に準備をしている段階でもう楽しい。言うなれば遠足前のアレである。

  • 目の前で選手たちがプレーしている

 テレビやラジオを経由しない、生の選手たちがリアルタイムにそこに存在していることがわかるのが嬉しい。野球選手もひとりの人間ではあるのだが、どうしても特別感を感じずにはいられない。(この辺はきっとタレントとかアイドルとかと共通する部分もあるんだろう)

  • 周囲の観客との一体感

  • 応援歌を歌ったり歓声をあげても良い

 応援席や当該チーム側の席に座れば、周りにいるのは(大抵の場合)同じチームのファン。ヒットやファインプレーが出ると、同じタイミングで盛り上がる。
 コロナ禍での観戦(声出し自粛)を経験した身としては、球場で再び応援歌を歌えるようになった時の感慨は今でも忘れられない。
 あと、単純にその場で堂々と歓声をあげたり応援歌を歌える、というのが良い。(車の中はさておき、自宅観戦中にそれをやると家人に若干冷たい目で見られるので)

ヤクルトファン名物、東京音頭に合わせて傘振り。
  • 球場グルメが美味しい

  • ビールが飲める

 自宅以外での食事、飲酒という点ではある意味「外食」ではあるのだが、『この球場でしか食べられない、飲めないものがある』というだけで普段の外食とは異なる趣きがある。
 試合を観て盛り上がりながら、或いは開始前のワクワクを感じながらの食事は、得も言われぬ楽しさがある。
 また、野球を観ながら飲むビールは最高という定説に加えて、デーゲーム観戦のときには「こんな明るい時間にビール飲んじゃうもんね」と、罪悪感を通り越して愉悦感すら生まれ始めるということも述べておきたい。

ひとつの結論

 とまぁ、脳内アンケートから様々な意見を抽出してみた。
勿論ここに挙がっていない「球場観戦の楽しいところ」はまだまだたくさんあると思うし、野球好きの方々にもそれぞれ一家言あるとは思う。
(そういう方は是非自分で書いて投稿して頂きたい。見に行けたら行く)

 上記の意見は多様に思えるが、力強くまとめてしまうと、
『野球観戦の楽しいところはその非日常感を楽しめるところにある』
と言えるのではないだろうか。

 常日頃過ごす場所ではないところで、常日頃出来ないことをして過ごす。
これを「楽しい」と言わずに何と言う。

 勿論、球場での野球観戦がこの世の喜びの全てと言うつもりは無い。

 音楽好きならコンサートホールやライブ会場、演劇や俳優が好きなら劇場、映画好きなら映画館、等々、きっと人それぞれ非日常を感じ、楽しめる場所があると思うし、野球が好きな自分の場合、そのひとつが球場だった、というだけの話である。


最後に

 2024年シーズンが始まるのはまだ先だが、今年は何回球場に足を運ぶことが出来るのか。
 エスコンフィールドや神宮球場にも勿論行きたいが、まだ行ったことのない球場にビジター応援遠征もしてみたい。

 夢は拡がるばかり。拡げるだけならタダだしね。

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