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中途半端に才能があるせいで人生を後悔している

自分でいうのもおこがましいが、生まれてから少し前まで自分には才能があると思っていた。

中学生の頃には大した努力をせずとも模試で偏差値60台を維持することができたし、中3の頃にはほぼ勉強せずに試験で学年10位以内に入ることができた。
その頃は英語の語彙や文法は覚えなくても感覚で解けたし、数学も前日に軽く問題を解けばある程度の点数を取ることが出来た。

しかし高校生になった瞬間に、自分の今までの方法が全く通用しなくなった。
覚えなければいけない物の量は中学生のときに比べ圧倒的に多くなり、”家で、自習をする”という作業を行わなければならなくなってしまった。

残念ながら、今まで才能だけで切り抜けてきた自分に自習の方法がわかるわけがなかった。

ほかの人が小学生の頃に必死になって手に入れたであろう習慣、スキルを自分は今から見つけていかなければならない。
しかし自分はそれが容易にできるほどの頭は持ち合わせていないらしく、自分が必死になって「勉強する習慣」をつけている中で、周りが一日何時間も勉強し、成長しているのを見て毎日のように強い焦燥感を感じている。

悲しいことに今までついてきたなまけ癖はなかなか消えないらしく、焦燥感を覚えながらも勉強をすることはなく、毎晩自分に対して怒りと無力感、劣等感を覚えている。

なぜ自分は集中できないのか、語彙や文法が覚えられないのか、そんなことを自問自答しながら、今まで半ば見下していた人がとっくに終わらせている範囲をもう一度やり直さすたびに、今まで中途半端な才能だけに頼っていたことを後悔している。

自分の地頭がもう少し悪く、勉強をしなければ成績が取れないような状態だったら今の自分は変わっていたのだろうか?

少なくとも今となっては誰も答えられない問いを考えるくらいなら、一秒でも勉強をした方がいいのは確かだなと思った。
文章を書き終わってから気づく程度の頭なのだろう。

どうにかしてここから抜け出したい。

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2022年7月追記
https://b.log456.com/entry/20120110/p1
2012年には既に私の考えに対する的確な回答があったみたいです。


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