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【映画】フェイブルマンズ〜スピルバーグ監督 初の自伝的作品〜

めっちゃ良かった! 感想書きました。

映画感想

スピルバーグでも、世界のスピルバーグでも、誰しもと似たような幼少期を過ごし、学生生活、人間関係に悩み、家族の問題に直面したりしながら生きてきたんだ。。そんなことを感じながら観入った2時間半でした。

幼少期の体験が自分の人生に大きく影響する。たった一本の映画鑑賞をきっかけに、世界の監督になったスピルバーグ。同じように幼少期に映画を観た感動が忘れられなくて、それ以来、ずっと映画や映像に携わる、云々カンヌン、、、と、いうエピソードをお持ちの方はたくさんいるだろうけど、みんながみんなスピルバーグにはなれないわけで(笑)何がそんなに違うんだろう?とも、単純に思ってしまった時間でもありました。

「お母さんに喜ばれて嬉しい」。子供だったら誰もが同じように体験する気持ちがスピルバーグの中にも多くあったり、親戚のおじさんから受けた言葉とかも心に残っていたり、そんな些細だけど一つ一つが繋がって一つになっていく、1人の人間ができていくような、嫌なことも嬉しかったことも全て意味があって今がある、そんなことを気付かされた映画でした。

作中に出てきたピアノ演奏曲。ベートーベン多かったですね。なんだか懐かしくなり弾きたくなりました。

「ユダヤ人であること」ここも、映画の中で重要な意味を持っていましたね。高校時代の彼女の、熱心な信者ぶりは、なかなか面白い描写でした。

恵まれた環境だったのかなと思ったのは、欲しいな〜と思ったものは、もらえてたこと。やってみたいことがあっても、道具ないとできないよね、始まらないよね、ってのはあると思います。夢中になれることがあって、それができる環境があるってことは、恵まれているかなって思ったりします。

今でこそ、動画を撮る、撮られる、は、生活に入り込んでいるけれど、こんなふうに、毎日の何気ない生活を動画に撮られてる、って、あの時代でやっていたというのは、すごいなぁぁ、と思います。まあ、この、家族の日常を撮っていたことがきっかけで、事件?というか、えらいものを写してしまった!、という話に繋がっていくのですけどね。

自伝作品と聞くと、スピルバーグに興味ないと観る気がしない、となる可能性もありますが、スピルバーグだからとか関係なく、ただただ映画としてクオリティ高く、引き込まれる映画でした。観れて良かったです。

映画の紹介

こちらを参照に。

初めて、映画館を訪れて以来、映画に夢中になったサミー・フェイブルマン少年は、8ミリカメラを手に家族の休暇や旅行の記録係となり、妹や友人たちが出演する作品を制作する。そんなサミーを芸術家の母は応援するが、科学者の父は不真面目な趣味だと考えていた。そんな中、一家は西部へと引っ越し、そこでの様々な出来事がサミーの未来を変えていく――。

アマゾンプライムより抜粋


ハーバード大 卒業式スピーチ

私が最近見た動画です。聞き入っちゃいました。アメリカの有名大学では著名人を卒業式のスピーカーとして迎えお言葉をもらうことが多いです。この年のハーバード大学卒業生、羨ましい〜。


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