受験仲間へありがとう 【#税理士試験】

最近は、WEB講義の環境がますます増え、教室ではなくご自宅で学習している方も多いです。
ご自宅の近くに専門学校がある方でもあえて自宅での受講をされることを選ぶ方もいます。

確かに、スマホやタブレット端末の進化により移動時間など隙間時間を利用して学習できるので、
忙しい現代人が効率的に学習する環境としては良いのかも知れません。

移動も時間取られますし(それに僕は人混みが苦手なので、人混みにいるだけで精神的に消耗します笑)、
外に出るから身だしなみも気にする必要があり、
学習と関係のないところで時間が取られてしまいます。

「今日、どんな服着て行こう、、」
を勉強時間に回せたらもっと理論を覚えられたのかも知れませんね。笑

そんな中で、僕が教室通学して良かった点は次のようなことです。

1.群れずに、競う

教室に同年代の受験生がいたのでとても救われました。
と、言うのも僕は元々とても意識低い系受験生でした。
試験のこともろくに調べずに受験を決意したこともあり、「勉強してれば、そのうち受かるでしょ」くらいの気持ちでいました。
当然、普段の成績はご察しのとおりです。

そんな中、とある講義で同年代のグループと一緒になりました。
はじめは誰とも話せず、聞こえてくる会話に耳を傾けるだけでした(盗聴かよ笑)が、
いつも勉強の話をしていました。
疑問点を誰かが投げかけ、みんなで考えそれを自分の知識にしていたのです。

後にそのグループと話せるようになりましたが、
ただ合格するでなく、全国模試で上位を取って、受験生のトップ集団を保ちながら合格するといった高い目標があり、
みんな、目の色を変えて勉強していました。

「そうだよな、ここまでやらなきゃ」と気付かされ、
自分の態度を見直すきっかけになりましたが、
この出会いがなければ、未だに一科目も合格せず、試験自体から撤退している可能性もあったと思います。

また、同年代だけでなく、少し離れた世代の方とも机を並べられたのは良かったです。

日本の教育システム上、どうしても勉強空間には同年代ばかりですが、
年が離れた方と話すことで、世代による価値観の違いや学習法の違いなど新たな発見がありました。

どうしても講義の中で講師が見せる解放は、
マスの受講生を相手にして行うため、
形が整っている、綺麗な形でご紹介することが多いので、
生の受講生の、解放テクニックなどを互いに共有し合えたこと、
切磋琢磨して学習できたことはかけがえのないものだと思います。

税理士試験の特性上、受験期間が延びてしまいます。
同じクラスにいた方と顔馴染みになり、など関係性が発展していくこともあります。
その時に、ただ話す、傷を舐め合うの群れるではなく、互いに高め合って伸びていける関係だととても素晴らしいと思います。

2.受験が終わってからも関係性は続く

同じ会計業界にいるので、今も当時の受験仲間とは連絡を取り合います。
グループLINEで税務の見解について、意見を交わしますし、
自分の専門でない仕事を依頼してみたりすることもあります。
受験仲間との対談記事が、受験生向けの情報誌に掲載されたこともありました。

一人の力では限られてしまう時に、助けあえる仲間がいてくれることは
この不確定な世の中を生きていく上でとても大切なことだと思えます。

3.終わりに

今はWEBで学習されている方もTwitterなどで、学習記録や学習内容を発信し、高めながら学習されているようです。
同じ時間にスマホを繋いで一緒に答練を受けるなど工夫しているところを拝見しました。

時代背景により学習の環境は変わってきます。
そんな中で自分に合った環境を見つけていくことが早期合格に繋がると思います。

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