見出し画像

雨上がり決死隊の解散報告を見て


私は別に雨上がり決死隊の熱狂的な
ファンでもないし
ファンじゃないわけでもない


でも、小学生の頃
ワンナイR&Rの轟さんのギューンっは
目がクラクラするくらい練習したし


アメトーーク!は私たち元年世代にとって
青春そのもので
金曜日の朝は
昨夜のアメトークの話題でもちきりで
私の人生にはかなり密接だった


だからなのかわからないけど
なんだかあの解散報告会を見ていて
「なんだかなあ」みたいな
やるせないというのか
モヤモヤというか
消せないよくわからない感情があって


そして、なんか
自分自身の人生としても
ちょっと考えさせられるきっかけになって
アウトプット的なことを試みる


解散会見れてない人はYouTubeで見れるのでぜひ
ここに貼れないみたいだから検索してみてね

スクリーンショット 2021-08-19 0.22.11



今間違いなく人気YouTuberになってる宮迫さん



彼の選択は間違ってるとは思わないし
こうゆう運命だったというか
これが彼の選んだ道で生き方で
そして少なくとも「成功」してる人だって思う。


(何をもって成功というのかわからんけど
お金を稼げてる
人気があるみたいな部分かな?)


そして、何より
やっぱり宮迫さんは面白くて
すごい才能で


解散報告会もなるべく
笑って終わらせよう
最後まで芸人でいようみたいなものを
とても感じた。


一方で、それがちょっと
出していいときと
ダメなとこあるよなあって思ったり。


本当に心から
ホトちゃんの隣にいくことを望んでるなら
もっと出てくる言葉や態度は違うのでは?


なんて昔っぽい古い考え方をしちゃう部分がある
私にはちょっと気に障ったり…


(これは私の「自分のものさし」の押し付けだと思うけど)


不器用な人なのかも知れない。


そして、報告会放送後すぐに
自身のYouTubeをアップして
自分の至らなさを語っていて
自分のダメなところを
自分の口で話せる人は
強い人が出来ることだとつくづく感じる。



ホトちゃんも言ってたけど
どっちが正しくて
どっちが間違ってるとかじゃなく
価値観の違いとか
大切にしたいことの違いとか
そうゆうことだから
ほんとに正しいとか間違ってるはないと思う。


けど、話は変わるんだけども
最近、妻夫木くんとケンイチ見たさに
「マイ・バック・ページ」ってゆう映画を見てね

画像1

<内容の概説>
元・朝日新聞社記者の川本三郎によるノンフィクションを、妻夫木聡、松山ケンイチの若手演技派初共演で映画化した社会派青春ドラマ。1960年代後半の学生運動を舞台に、理想に燃える若手ジャーナリスト・沢田と、革命を目指す学生活動家・梅山との出会い、立場の異なる2人がそれぞれの理想を追い求めて葛藤(かっとう)し、激動する時代を駆け抜けていく姿を描く。 


偉そうに、正直な感想を言うと
映画としては
そんなに面白くなかったんだけども…笑


ちょっとネタバレになるけど
学生運動家として
ジャーナリストとして
なんとか世に爪痕を残したい一心で
若さ故に結果として
人としての道を外してしまう

みたいなストーリーで

ものすごくその人間くさい「残念な結果」が
心に住みついて離れなくて

(そうゆう意味ではすごい映画)


誰にだって
自分にもそうゆう一面ってあるよなあ
欲や見栄や焦りって
人の心を濁らせて
正見できなくさせるよなあって
正しく目の前のことを
判断したりできなくさせるようなあと。
すんごく思わされるんだけど




その流れで学生運動をもっと理解したくて
調べていたら「三島由紀夫」さんに辿りつき
前から気になってた映画を見てみた

画像2

(なんとなく怖くて見るのやめてたんだけど知りたくて見た)


こちらも生意気に感想を言うと
ドキュメンタリー映画として
面白いかというと
誰かがレビューに書いてたけども
50年目の真実ではなく評価だって言ってて
その通りだなって思うそんな内容で
でも当時の映像はとてもすごい。


私は三島由紀夫さんを全然知らないし
あの時代
何が問題で何を変えたくて
何に揉めて何でやりあってたのか


左とか右とか
調べてもよく理解ができなくて
自分の頭の悪さにがっかりして
浅はかな知識での言及にはなるけど

この映画だけをみて率直に感じたことは
三島由紀夫という人物の「誠実さ」に
私はとても心が惹かれた


頭の悪い私にもそれがとても伝わってきた



「敵」となる1000人の学生を前に
たった一人で乗り込み

とても誠実とは言えない学生たちに
最後まで感情的にならずに
でも情熱的に
誠実に話をする姿がとっても魅力的で

最後までまっすぐ向き合う姿が
とっても魅力的で


その生々しい感じが映像で伝わってくる


ちょっと話が逸れるけど
対立すること
対話をすることの美しさみたいなものが
私はとっても好きで


そして、たぶん
三島由紀夫さんもそんな人で


キラキラと真っ直ぐ向き合う姿が
とにかく魅力的だった。

画像3



この映画を見て
「三島由紀夫」という人物に出会って
私は本物の「誠実さ」みたいなものに
触れた気がした。


人の心がくもってるとき
汚れてしまっているとき
磨くことができるのも人の心だなと
改めて、体感した



そして、間違いなく
時代が変わっても
変わらない「正しさ」


正しいという言葉を使うと
なんかちょっと違うのかもだけど


人として在るべき姿は存在するって
とても感じた


そうゆう人に私もなりたい、と。


(この映画や時代や三島由紀夫さんについて
またどこかで語れたらいいなと思うけども今回は逸れるので)



話しを戻すと
そんな「本物」に触れてからみた
雨上がり決死隊の解散報告会。

宮迫さんの姿。


なんだか私は「マイバックページ」という
映画の学生団体の代表役だった
松山ケンイチ(映画の中では沢田くん)の姿が
どうしても浮かんだ


(映画みてない人には全く伝わらなくてごめんね><)


テレビの裏側とか
芸能界の裏側とか
私は知らないし

あくまでも画面上での
表面的な宮迫さんしか知らないし
芸人として素晴らしいし
YouTubeも見てるしファンのひとりとも
言えるのかもしれないけど

なんだかその「誠実さ」の無さをとても感じてしまった。


私はただ世間の代弁者に
なりたいだけかも知れないけど。。



でも、それは
思ってる以上に人の心を動かすと思った。


人として大きな要素になると思った。


とくに、失敗したり
道を間違えたりしたときはとくに。


その誠実な在り方みたいなものが
顕著に表れて大事になる。



私がこの令和の時代に
三島由紀夫さんの在り方に心が惹かれたように
それは時代を超えて人に伝わるものだと感じた。


これも余談だけど
だから、もっと私たちは子供の頃から
失敗したり、道を外したりして
そこからの「直し方」を学ぶ必要がある


そして、それを示してくれる
「大人の存在」も重要だ


(今の時代の「失敗させない世の中」にも物申したいよなあ、と)


でも、正しい、正しくないとか置いといて

柔軟さみたいな話をしたら
ホトちゃんだって
相方を許し、選択を受け入れて
YouTubeで活躍してるし
一緒にこれからがんばっていこうや!っていう
決断もできたわけで。。


それでも報告会で語ってたけど
悩み苦しんで出した答えで。


そして、宮迫さんだって
悩み苦しんでそれでもなんとか出した答えで
行動でそれがYouTubeだったわけで。


ここに「正しさ」は存在しない。


でも、ただはっきりわからされたことは
どんな時代でも
誰のこころにも届く「誠実さ」ってあるなぁ、と


人として「正しい在り方」ってあるなと感じた。


なんかあんまりスッキリしないけども
わたしは言いたかったのは
それだと思う。


そして、間違いなくホトちゃんは「誠実」だった。


何度もいうけど、
私は別に批判したいわけじゃなく
タイミングが合い重なって
ただただ人としての在り方を深く学んだ。



今の時代に三島由紀夫みたいな人
生きてるのかな。



もし、この人が生きていたら
世の中がどう変わってたのかな。



私自身まだまだ「本物の誠実」は程遠く
人としての在り方もまだまだ全然できていない


でも、今回を機に
本物に近づきたいと思ったから
そう在りたいし
それを望みたいし
それをもっと追求したい


まだなだな自分だけど

そして、誰の心にも
今回の宮迫さんや映画の中の沢田くんのような
人としての在るべき姿が
小さな思いで脱線することは
多かれ少なかれあると思う。


人の気になるところは
それは自分の心を鏡となって写してる


私も学生時代に世の中に感じたことがあった


ほんの少しだけ就活したとき
まだまだ学力重視な世間で
企業は人としての部分を見るのではなく
どの大学とか
どんな肩書きかって
形ばかりで

「人としての部分」をちっともみようと
してくれなかった

悔しいの通りこして呆れた


そんな世の中が
人に嘘をつかせたり
背伸びさせたり
無理をさせたりするんだと思う


(とはいえ、本物の誠実はきっとそんな時代でも活躍できるだろう)


ひとごとじゃない
社会をつくってるのは
わたしたちだから


就活で感じた
世間への悔しさを胸に

当時自分なりに思う
「人としてのあるべき姿」を曲にした大事な一曲


私は毎回noteを書く時には
オリジナルソングを載っけている


でも、この行為も私は誠実じゃないかなとか
色々思って怖くて更新を押せなかったけど笑


私が三島由紀夫さんに
心を洗われたように
私もそんな「ひとでいたい」な。


誠実さ。


まだ私にはムズカシイや。


最後に
平成元年生まれの私にとって
私の年齢と同じだけ
コンビをやってきた2人の解散は
さみしいし


いつかホトちゃんの隣で
宮迫さんがいて
アメトーークに出演する日を
楽しみに待ってるぞお

応援 / サポートがこちらから出来ます( ´ ` )南無