見出し画像

年に一度の我が家恒例のチャレンジングな旅が終わろうとしている。快適な場所での羽休め、ではなく、知らない土地、どちらかというと自然豊かな場所でアクティブに過ごすことが目的だ。プランニングの段階でチャレンジ精神に火がつき、どんどんハードになるケースが多い。6、7年前にSUPをやろう!と思いついた夫が選んだ当時のチャレンジは、まるでBoot Campのようなバカンス。前回はネイチャーリゾートと言う名の、キャンプが少し便利になったようなスリランカ半周の旅を経験した。入口から片道40分、専用のトラックに揺られてたどり着く紅茶畑のイギリス人マネージャーのための豪邸や、スイス人パイロットが上空から見つけた土地につくったリゾートなど、その施設の在り方や作るにいたった実行力など感銘することは多い。とはいえ、寒かったり暑かったり、虫に刺されたり、普段の生活とは異なる環境と、自分ではどうしようもない現実に身をおくことで、己のちっぽけさを知る羽目になる。何もない場所で綺麗にしておくとこが、付け焼き刃では役に立たないことも思い知る。今年もまたBoot Campのような、毎日がアクティブなバカンスだったので、身体は見事に引き締まった。大嫌いな日焼け…これは夫への愛、としておこう。こうやって、日常をリセットして素の人間として付き合う時間は、嫌いじゃない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?