大河ドラマ『鎌倉殿の13人』
『鎌倉殿の13人』は、鎌倉幕府の成立(1175~1224の49年間)をダークヒーロー・北条義時(1163-1224)の視点から描く大河ドラマである。
・第 1回:平清盛の天下 (1175年 =北条義時13歳)
・第20回:源義経死亡 (1189年6月15日=北条義時27歳)
・第25回:源頼朝死亡 (1199年1月13日=北条義時37歳)
・第28回:13人の合議制完成(1199年4月12日=北条義時37歳)
・最終回:北条義時死亡 (1224年6月13日=享年62)
《北条家系図》-------------------------------------------------------------------
北条時政┬宗時(?-1180) :母・伊東入道の娘
├政子(1157-1225) :母・不明(伊東入道の娘?)
├時子(1160?-1196) :母・不明(伊東入道の娘?)
├義時(1163-1224) :母・伊東入道の娘
├阿波局(?-1227) :母・伊東入道の娘
├稲毛重成室(?-?) :母・不明(足立遠元の娘?)
├畠山重忠室(?-?) :母・不明(足立遠元の娘?)
├時房(1175-1240) :母・不明(足立遠元の娘?)
├平賀朝雅室(?-?) :母・牧の方
├滋野井実宣妻(?-1216):母・牧の方
├宇都宮頼綱室(?-?) :母・牧の方
├政範(1189-1204) :母・牧の方
├坊門忠清室(?-?) :母・不明(牧の方?)
├河野通信室(?-?) :母・不明(牧の方?)
└大岡時親室(?-?) :母・不明(牧の方?)
※伊東入道の娘(?-?):北条時政の正室。通説では伊東祐親の娘とするが、伊東祐親の妹とする異説もある。伊東祐親の三女・八重姫が源頼朝の子・千鶴御前(千鶴丸)を生んだ(『曽我物語』『源平闘諍録』)というから、年齢的に、北条時政の正室は伊東祐親の妹とする異説の方が正しいように思われる。そして、伊東祐親の妹=伊東入道の娘であれば、伊東入道=伊東祐親ではなく、伊東入道=伊東祐親の父・伊東祐家となる。
※牧の方(?-?):北条時政の継室。牧宗親の娘とも、妹とも。
※母・不明:母は側室ではなく、正室・伊東入道の娘か継室・牧の方のどちらかだと思われるが、4男11女という15人の子の性別のアンバランスを考えると、養子(養女)かもしれない。(伊東入道の娘と牧の方の間に足立遠元の娘を妻としていたともいう。別の娘であろうが、足立遠元の娘は、北条時房の妻にもなっている。北条時房は、母の妹と結婚した?)
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源頼朝の死後、後を継いだ息子の源頼家は、18歳とまだ若く、有力な御家人たちのサポートが必要であった。
<鎌倉殿の13人>
①大江広元(栗原英雄) :公文所別当 → 政所別当
②中原親能(?) :公文所寄人 → 政所公事奉行人、京都守護
③二階堂行政(?) :公文所寄人 → 政所令別当 → 政所執事
④三善康信(小林隆) :問注所執事
⑤梶原景時(中村獅童) :侍所所司 → 侍所別当、播磨・美作守護
⑥足立遠元(大野泰広) :公文所寄人
⑦安達盛長(?) :三河守護(三河七御堂 )
⑧八田知家(?) :常陸守護
⑨比企能員(佐藤二朗) :信濃・上野守護
⑩北条時政(坂東彌十郎):伊豆・駿河・遠江守護
⑪北条義時(小栗旬) :寝所警護衆
⑫三浦義澄(佐藤B作) :相模守護
⑬和田義盛(横田栄司) :侍所別当
『鎌倉殿の13人』の清水拓哉チーフ・プロデューサーは、「13人の家臣団のうち、4人の出演者が未発表だが、あっと驚くキャストが控えている。皆さんのご期待に応える『鎌倉殿』らしい新たなキャストを隠している」と語っている。誰なんだろう?
★『鎌倉殿の13人』
https://www.nhk.or.jp/kamakura13/
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