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技術史

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♪ロケットの打ち上げ成功で酒が飲めるぞ

いやぁ、めでたい、めでたい。 出来ることなら宇宙を感じられる盃で祝福したいものだ。 曜変…

「君の花になる」

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神風串呂(串呂哲学)

前に書いた記事「豊田佐吉は三浦一族の佐原佐吉です。」のコメント欄に、 「三浦一族は南朝の…

トヨタ産業技術記念館【織機】

トヨタ産業技術記念館【自動車】

トヨタ自動車の社長交代

トヨタ自動車は1月26日、豊田章男社長が会長に就き、Lexus International Co. および GAZOO Ra…

豊田佐吉は三浦一族の佐原佐吉です。

寅年から卯年へ。 1.『万葉集』の「志留波の磯」は「正太寺鼻の磯」 『万葉集』に「志留波(しるは)の磯」が出てくる。 万葉学者は、その場所が分からず、「白羽(しろわ)」のことではないかと言うが、白羽は磯ではなく、砂浜である。万葉学者が気付いていないだけで、どう考えても、「正太寺鼻の磯」である。正太寺鼻の現在の住所は、「しるは」ではなく、静岡県湖西市入出(いりで)である。万葉時代は「しるは」と言い、「知波」と書いたことから、「ちば」と読まれるようになったようだ。 「知波」の

【大工道具】曲尺(2)

An ancient Chinese creation image showing the intertwined double helix,representing an i…

【大工道具】曲尺

大工道具の「曲尺」は、『和名類聚抄』には「マカリカ子」(まがりかね)とあるが、普通は「さ…

【木工技術】大入れ 【大工道具】鑿

【木工技術】大入れ 『鎌倉殿の13人』(第39回)の北条政子は政治に興味が出てきたのか、八田…

「技術」「鎌倉」

大河ドラマ評から技術史へ移行中である。 鎌倉時代については、半年以上、高校の日本史の授業…

『人間の歴史』(Как человек стал великаном)

 児童向け『人間の歴史』(「Как человек стал великаном」)は、科…

リサイクル本

 図書館へ行った時、必ず寄るのが、出入り口のリサイクル本のコーナーです。経年劣化や、多く…

自動電気炊飯器の技術史

日本に稲作が伝わって以来、米は火で炊いて食べられてきた。 その1000年以上の長い歴史の中で、 はじめチョロチョロ(浸し炊き、前炊き。吸水) 中パッパ(吹き上げ) ブツブツ言う頃、火を引いて(沸騰維持) ひと握りの藁燃やし(追い焚き) 赤子泣くとも蓋取るな(置き火むらし) という、おいしく炊くための温度調節法が編み出された。 この「かまど炊き」を、スイッチを入れたら放置できる電気機器で再現するためには、その電気機器に、 ①細かな温度調整 ②釜全体を包み込むような火力 が