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リサイクル本


文部省『産業教育百年史』(ぎょうせい)1986

 図書館へ行った時、必ず寄るのが、出入り口のリサイクル本のコーナーです。経年劣化や、多くの人が手にしたことでボロボロになって捨てられる本が置かれています。
 今までは戦国時代特集の雑誌をもらってましたが、今回は重いけど、頑張って『産業教育百年史』をいただいて来ました。「閉」というシールが貼ってありました。ということは、常に書庫に置かれていた本ということです。そのためなのか、新品同様です。1人も読んでいないので(不人気なので)、リサイクルに出されたのでは?
 1340ページもある分厚い本ですが、政府刊行物なので、定価は3000円です。欲しい人は欲しいでしょうが、厚くて重いので需要がないのか、中古価格も2500~8500円とバラバラです。メルカリに出てました。
https://jp.mercari.com/item/m24845379639
リサイクル本の転売は禁止されているので、読んだら廃品回収に出します。

文部省『産業教育百年史』「中学校における技術・家庭科教育」

 昭和32年9月に、昭和32年度の教育課程審議会を再開するに当たって、文部省は、前述の中央教育審議会における審議の動向を基礎として諮問事項の説明を行い、科学技術教育重視の方針を打ち出した。
 昭和32年度の同審議会は、中学校教育課程の改善に際して科学技術教育の向上を図ることを改定の基本方針の1つとして採択し「職業・家庭科(必修)を改め、これと図画工作において取り扱われてきた生産技術に関する部分と合わせて技術科を編成し、内容に2系列を設け、男子向きには工的内容を中心とする系列、女子向きには家庭科的内容を中心とする系列を学習させる。」旨の答申をまとめた。

文部省『産業教育百年史』「中学校における技術・家庭科教育」


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