20200704 非日常感が強化されていた

恋人のために7時に目覚ましをかけ、起こす。無事目を覚ましてしたくにとりかかったのを確認して、ちょっとうとうと…とおもったらつぎに目が覚めたのは自分用の目覚ましをかけていた9時だった。とうぜん恋人はいない。お見送りしそこねてショック…。

ほんとうはお買い物がてらゆっくりランチをする優雅な予定があったのだけれど、気圧のせいかびっくりするほど起きれない。
なんとか起き上がって冷蔵庫の残りものを食べたけれど、そこからしたくにとりかかるまでけっこうな時間がかかった。

なんとか外出したのち、途中下車駅でかんたんに食事をとりつつ期日前投票のため庁舎へ。
引っ越しのタイミングがわるく、前の住所でないと都知事選の投票ができなかったのだ。自分なりにいろいろな記事を読んで調べて投票する候補を決めたものの、わたしの投票する候補が当選しないことはわかりきっていた。
とはいえ、たとえ当選しなくても投票することに意味がある…たぶん…。
投票所はそれほど混んでいなかった。消毒したえんぴつで投票用紙に書き込む。非日常感がさらに強化された選挙だった。

そのまま歩いてちかくのケーキ屋さんに行った。恋人が気になると言っていたので、投票のついでのお土産だ。お店の前にはかわいいリボンを首にまいたプードルが、柵につながれて健気に飼い主を待っていた。
2組までの入場制限のされた店内に、前のお客さんが退出するのを待ってはいる。おめあてのミルフィーユはすでに値札だけの姿になっていた。
店頭に立つ老紳士に、ミルフィーユはもうないんですか、と聞くと、きょうはよく売れたんですよ、と残念そうな返答があった。
なにを買うべきかうんうん悩んでいると、老紳士がなにかをおもいだしたようにキッチンに引っ込んでいく。ふたたび店頭に帰ってきた老紳士の手には、ミルフィーユのはいったトレイがあった。まだのこっていたらしい。やったー。
ミルフィーユとモンブラン、洋梨のシブーストとピスタチオのムースにする。あとどうしても食べたくなってしまって鶏レバーと豚肉のパイも買った。

帰宅してケーキを冷蔵庫にいれたのち、ふたたび家を出てお買い物に行く。タコスパーティをしようねと恋人にも伝えてあったので、その材料の調達だ。
すこし前に恋人がハナマサでトルティーヤの生地とタコミートのシーズニングを買ってくれていたので、今回準備するものはそんなにおおくない。せっせと歩いてスーパーを3軒はしごした。

タコスの準備、いろいろ用意すべき食材はおおいけれど、ひとつひとつの工程が単純なのでやっぱりかんたんにかんじた。
途中だらだらしつつしたくをしていると、恋人も帰ってくる。おおよろこびしながらおいしいおいしいと食べてくれてうれしかった
食後に買ってきたパイとケーキも食べる。ミルフィーユ、あいだのクリームにお酒がきいていて、ここ最近食べたなかでいちばんおいしかった。全体的にクラシカルでよいケーキ屋さんだったので、今度行ったときはクレームブリュレやシュークリームも買いたいな。

おかたづけをしてからはどうぶつの森。引っ越す住人がいたので、ひさしぶりに島ガチャをした。つぎつぎに無人島をおとずれて住民の選別をする島ガチャシステムは、ルッキズムを強化している…ような気がしてならない。以前のようにだれが来るかわからなかった時代のほうが、平和だったのかもしれない。
25時過ぎまでかかって今度島にまねく住民を決め、就寝。

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