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236.夏の終わりに、ビルマ汁をつくって食べた(後半)
ごきげんよう。
栃木県は芳賀郡益子町の一部の地区で夏に食べられているというローカルすぎる家庭料理「ビルマ汁」。
それを作って食べてみたよ、というお話です。
前編はこちら。
作ってみた
ビルマ汁公式サイト(?)に、詳細なレシピがあるため、そちらを参照してつくりました。
※一部、レシピに準拠してないところがあります(①~④)
材料
いんげんが無かったのでピーマンで代用してます←①
あとレシピにないけどマイタケを追加しました(きのこ好きなので…)←②
![](https://assets.st-note.com/img/1694067742034-r02aDrg4Bd.jpg?width=1200)
工程1
切った具材を鍋に入れ、水を注ぐ。
ここで、鷹の爪を買い忘れてたという痛恨のミスに気づきます。
仕方ないので、七味とチリパウダーで代用←③
![](https://assets.st-note.com/img/1694067742094-h9quMhRoOl.jpg?width=1200)
工程2
煮たったらアクを取って、顆粒の和風だしで味付けし、野菜が柔らかくなるまでまた煮る。
![](https://assets.st-note.com/img/1694067742074-Pj2nHVBTXi.jpg?width=1200)
工程3
野菜が柔らかくなったら、トマトを手でちぎって(ここ重要)入れ、カレー粉を入れて味を調節。
ここでうっかりカレー粉を入れすぎました←④
![](https://assets.st-note.com/img/1694067742086-mP8RNL59G9.jpg?width=1200)
ここからは煮込まず、ひと煮立ちさせたら出来上がり。
![](https://assets.st-note.com/img/1694067742136-vzwz3kFgx6.jpg?width=1200)
食べてみた
さて、気になる味はというと……
予想以上においしいです!
野菜と肉のうまみに加えて和風だしがきいたカレー風味のつゆに、クタクタのナスと、フレッシュなトマトがよく合い、まさに夏にぴったりの汁物という感じです。
これは確かに和風だしを使ってこその味わいだし(しゃれじゃないよ)、
トマトも、
生で、かつ手でちぎって入れて、煮込まない
というのが味のポイントだということが、食べると納得です。
惜しむらくは鷹の爪を忘れたことと、カレー粉を入れすぎたこと。
ただ、今回つくってみてだいたい勝手がわかったので、次また作ってみようと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1694067742061-hr890Esptz.jpg?width=1200)
ビルマ汁、広めたいらしいよ
ちなみにこのビルマ汁、どうやら益子町では観光の目玉として打ち出していこうとしているようです。
益子町商工会青年部では、ビルマ汁を観光産業の目玉とするべく、町内の飲食店で、ビルマ汁を取り扱ってもらう試みを行っております。
この試みは、ビルマ汁店舗型キャンペーンと銘打ち、夏料理であるビルマ汁を期間限定にて、町内飲食店で販売し、ビルマ汁を広めると共に、ノボリ旗やポスター、各メディアで告知、広告を行い、益子町や町内の飲食店への集客を狙ったキャンペーンです。
なお、
※ビルマ汁を販売するためには、田町なでしこ会と商工会が主催する
ビルマ汁講習会を受けて頂く必要がございます。
とのこと。
想定エリアが益子町内限定っぽいのがなんとも…!
地域密着型ですね、うん。
上記の制約上、他県の飲食店でビルマ汁に出会うことはなかなかなさそうですが、もし機会があれば、本場のビルマ汁を味わってみたいと思います。
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