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手話を覚えようと思ったきっかけとよかったこと

しゅわしゅわという名前で手話のことも記事にするつもりが、ほぼ全くしてなかったので、流石に1つ記事にしようと思います。
私がなぜ手話を覚え始めたか?などの話も以前書いた記事の中には詳しく書いていなかったので、それも交えながら記事を書いていこうと思います。
手話を覚えようと思っている人で「手話覚えたいけど、何かメリットあるの?」「モチベーションがなかなか上がらない」などあるかも知れません。そんな人もいるかもしれないので、記事にしましたので、よければ見てください。

手話を始めたきっかけ

私が手話を始めたのは、大学2年の秋です。
元々1年生の頃から友人が手話を覚えようとしているのを見ていましたが、自分には難しいだろうと思い、最初から諦めていました。

ところがある日、少林寺拳法サークルを友達とやっていたのですが、そこに友達がろうの友達(聴覚障害の友達)を連れてきました。それが2年生の秋頃でした。
サークルの際も自分は全く手話ができず、直接コミュニケーションをとることはできず、サークルは終わり、コミュニケーションが取れない自分に悔しさを覚えていました。
その後、サークルも終わり帰るときにろうの友達と2人で帰ることになりました。
帰りのバスの中、全くコミュニケーションが取れません。
その友達は口話(声を出して話す)で話してくれていましたが、全く聞き取れず、こちらが話す言葉をも通じず、こちらも携帯のメモ機能を使って会話するくらいしかできませんでした。

さらに悔しい思いをして、そこから、意地でも手話を覚えて、コミュニケーションを取れるようになってやると思い、手話を覚えました。
今では、第二言語として、手話を使っていて、妻も難聴ということもあり、手話を使っています。

手話を覚えてよかったこと

覚えていて、よかったことは

・友達が増えたこと
・彼女できたこと
・今の妻と出会えたこと
・内緒話ができること
・声を出して、話せない場所でも話せること
・風邪引いて声が出なくても話せること
・モテること?

とりあえず、パッと思いつくことは書き出しましたが、他にも考えればあると思います。

友達が増えて、ろう者や手話でのつながりもできました。
手話から発展し、盲ろう通訳の介助員などの活動をやらせてもらうこともありましたし、授業中に情報保障がないなどの理由で授業の内容がわからない友達などもいて、ほかの手話のできる友達と協力し、授業中の通訳活動を行っていました。

友達が増えたことで出会いも多くなり、彼女ができました。3年ほど付き合い、結婚まで考えたのですが、いろいろと諸事情により、別れています。

その当時の彼女と結婚はしませんでしたが、今の妻と出会い、結婚しました。地域の手話サークルでのイベントで出会い、こちらからの猛アタックの末に結婚しましたが、手話を覚えていたからこその出会いでした。

声なしで会話するので、声が出ない状況や周りにあまり聞かれたくない内容の話もできます。ただ、周りに手話のできる人がいたら、意味がありませんが・・・。
授業中だろうが、関係なく会話していました。ただ、先生によっては手がうるさいなど注意されることもありました。
あとは、窓越しなど声が全く通らない環境下でも会話ができます。

モテる?と書きましたが、手話を覚え始めてから大学時代だけでも何人かに告白されることもありました。男性の聞こえる人で、手話ができる人は珍しかったようで、声をかけられることが何度かありました。おそらく手話のおかげではないかな?と思います。
モテるの流れでいうとろう者とのつながりの中で彼女もできました。ほんとに全国いろんな人に会う機会ができて、楽しく過ごすことができました。

こんな感じで手話を覚えたことで人生が大きく変わりました。
今ではどちらかというと社会人になってからの地域の手話サークルでできた幅広い年齢層の友達との方が関わることが多く、年齢の近い人だけではなく、年下、年上関係なく親しくなれたのは自分の中であります。

手話を覚えるといいことあるということを皆さんにしてもらえたらなと思います。ぜひ、手話を覚えてみてください。

また、手話の覚え方などの記事も書きたいと思いますので、興味のある方はぜひ見て下さい。



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