忽那の雫第480話 そういやこんなことありましたシリーズ!(中島のメバル釣り場)
最近、中島へメバル釣りに行ったとき、しばらくやってなかったポイントで少しだけ竿を振ってみた。
なぜ少しだけ?
なんか怖いのだヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
とにかく夜は真っ暗で何も見えない。
街灯もなし。
最近はイノシシ問題が深刻で、中島では何度も見かけた。
だがワタシのメバル釣りは、今日ここはどうかな?
という場所へ来たら、およそ数分で食うか食わないかが判明する。
だから、ヤバそうな場所でもさほど長居することなく釣況が判断できるから、奥さんが一緒にいる時は自分を無理矢理奮い立たせて少しの間だけ頑張ることがあるのだ。
ワタシのメバル釣りに限らず、深夜のしかも新月の晩のメバル狙いをする人は多いと思うが、みんな怖いもの知らずだなと思うことがある。←アンタが怖がり過ぎだと思うがヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
一度ここを車で通過中に、イノシシがウリ坊を数匹引き連れて道路を渡っていたことがある。
イノシシの気持ちがわかるわけではないが、親イノシシはそんな時でも堂々としていて、サッと車を避けたりしない。
なんならいつでもやる気まんまんで、睨みつけるだけでなく、突進する準備は出来てるよと言わんばかりの態度を見せる。
まだ若いころのワタシなら、棒っキレを探して手元に置いておくくらいの準備はしたと思うが、脳梗塞をやったあとのワタシは、自分の運動能力を過信することがなくなったから、ただ成り行きを見守るしかない。←ついに自覚したかヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
ここではいつもこんな釣り方をしている。^ - ^
いつも同じ立ち位置から、同じ方向同じ距離に投げて、正確にメバルが居る場所に仕掛けを通す。^ - ^
するとメバルが居ればほぼ間違いなく一投目から食ってくる。
一度でダメならもう一度だけやるようにしている。
念の為に二回投げて見て、食う食わないを判断しているのだ。
そんなこの場所で、一度昼間の投げ釣りをして、そのまま晩のメバル釣りをしたことがある。
夕方ころだった^o^
島内放送があったのだが、ハッキリは聞き取れなかったが、何でも高齢の方が徘徊か何かで居なくなってるそうで、地元の消防団が探しているという。
こういう離島では、集落をあげてみんなでお年寄りを見守ってるんだなと、なんだかホッコリした。
ところが暗くなって辺りの物音や目に入る範囲の明かりがなくなったころ、草むらでガサゴソパキッボキッ!
っと、凄まじい音と共にうめき声のようなものが聞こえてきた!
自分の立ち位置からすぐ前あたりからで、元は何もない場所なのだが、今は草がぼうぼうに生えて草木が生え放題の中に何が居るやらわかったもんではない。( ・∇・)
護岸と、若干上にある道路との間のノリ面に、イノシシの一家が居てもおかしくないし、夕方に放送のあった、不明のご老人が上の道路から落ちてこの草木の中にはまりこんでもがいていることも考えられる。^o^
ただ何が怖いって、その音の、あるいは声の正体がわからないから怖いのだ。( ・∇・)
これはもう退却した方がいいかなーと思ったときに不思議とアタリが出るから釣りってヤバい。ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
そして、いい引きを堪能してメバルが上がってくると、あと一匹だけなんて考え出すから人ってヤバい←アンタがヤバいんだろ!(°▽°)
こうして痩せ我慢の末、なんとか釣果を得て帰るのだが、いつかどっかの場面でデカいイノシシが突っ込んでくるのではないかと、ナイフを手元に置いて釣りをしている。
そんな怖くてよく釣れる釣り場の話でした。(^○^)
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