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賢者への道:オラクルカードを入手

 オラクルカードといわれても、いったい何のカードゲームですかと聞かれそう。これはなるほど僕としては趣味で買ってみたのだけれど、ゲームではない。
 オラクルというのは神託oracleという意味。アポロンの神託、などいったりするが、平たく言えば神託とは神のお告げのこと。
 つまりは占いのカードであり、おみくじのような感じである。

 カード、占いと聞けば、タロットカードが有名だが、タロットは様々なバージョンや手法が多岐にわたり、確かにそれはそれで仕事になりうる高度さもある。
 ところがオラクルカードは、おみくじと表現したように、基本的には好きなカードを一枚ひいてみて、そこに書かれた言葉や図像などからメッセージを受け取るというもので、趣味として始めるにはうってつけ。

 タロットカードには基本的なバージョンである「ライダー版」があるが、オラクルは別段そうではないので、本当に気に入ったものを買えばいい。僕の場合は、「MOON MAGICK」というカードにしてみた。
 「月」自体に知識的な関心だけではなくて、綺麗であるとか、そういった感性的な興味も持っているから、僕にはちょうどいい。それに今年は月の土地も買ってみたし。

 シャッフルして、一枚ひく。片側には月が描かれており、もう片面には英文と日本語でのメッセージ、それと月の神の名前などが記載。

 僕はオカルトがわりと好きだが、さりとて迷信深いというほどでもない。あくまでも娯楽なのだが、一方で信仰にも関心が強い。信仰心が強い、のではなくて、信仰を持っているという人へのある種の憧れと言おうか。
 以前、noteにさらっと書いたこともあったが、思うに、最も手軽かつありがたい自己啓発書はおみくじだと思っている。
 どこの誰かもしらない著者による、万人には共通しないかもしれない“メソッド”よりも、古事記や歴史上の高貴な人物の和歌と指針を知ることができる方が僕としてはいい。

 だがこれは手段としての意味合い。オラクルカードは目的としても楽しめる。40枚ほどのカードを一日一枚、そこに書かれたことを意識することは、なかなかどうしてわるくない。
 というわけで、趣味と掲げるにはまだまだこれからだけれども、オラクルカード/占いが新たに加わった。
 
 読書や各種コンテンツによって得た知見をもとに、オラクルカード片手に、「ジョブ:賢者」になろうと思います。

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