「わたしの月例ジビエ料理レポ〈2023年11月〉」編集部スズキ 7 狩猟生活 2023年12月27日 11:46 仕事柄、いろいろなジビエを食べたり、獲れた狩猟鳥獣の肉を猟師さんからいただくことがあります。そこで『狩猟生活』編集部員スズキが調理して食べたジビエを紹介する月イチ食レポート。正統派から見ると邪道と言われそうな料理も散見されますが、安全に留意してさえいれば料理は本来自由なもの(と思いたい)。本州の多くの猟場が解禁した11月はアナグマやアライグマ、シカ、ツキノワグマ、カモなどをいただきました。アナグマの肉解禁後にアナグマがクール便で届きました。剝皮するとおいしそうな脂をもつ個体で、肉の部分よりも脂のほうが多いと思えるほど。きれいな脂身+赤身で、調理前から期待が高まります!ロースやモモを薄めにスライスして、塩コショウを振って、焼き肉に。アナグマの肉はおいしいですが、この脂が目当て!アナグマ肉じゃが薄めにスライスした肉(ひとつ上の写真)と同じ肉を使用。牛肉と比べてそん色なく、普通に良く合います煮アナグマバラの部分は煮ブタ(煮イノシシ)ならぬ煮アナグマにしてみました!煮アナグマ・チャーハン肉のうまさと脂の甘味がチャーハンにとてもよく合います♪シカ肉+アナグマ脂のメンチカツシカ肉100%だとボソボソしてしまいますが、アナグマの脂をまぜると非常にジューシーで甘いメンチカツになりました(牛脂などでもOK)シカ肉+アナグマ脂のハンバーグメンチカツに衣をつけずに焼けばハンバーグになる!?!?シカ肉のしょうが焼きここ最近よくつくる料理。冷凍状態の肉なら薄く切れます。薄切りなら硬めの肉の場合でも食べやすくなりますよカモ肉+そばのつけ汁カモの胸肉の皮面を焼いて脂をしっかり出してから、つけ麺の汁にしてみましたよ♪アライグマのから揚げ個体差があるのですが、この個体は当たりでした!ツキノワグマの肉今シーズンの解禁日(11/15)に獲れたクマの肉をいただきましたツキノワグマ焼き肉シンプルに塩コショウ味で。薄く切ることができず、なかなか嚙み切れない・・・ツキノワグマ肉味噌筋っぽい部位はひき肉にして肉味噌にしてみましたタン6種2023年11月9日に豊和精機製作所(埼玉県加須市)で開催した『狩猟生活』初のオンライントークイベント「狩猟とジビエ」で、佐藤一博さん、ライターの北尾トロさんと小堀ダイスケさんが6種のタンを食べ比べしました!もちろんタンは下処理しております。お湯に5~10秒ほどサッと浸けてから、舌苔付きの薄皮を取りましたよ。食べ比べたのは、以下の6種――シカ、イノシシ、ツキノワグマ、アナグマ、アライグマ、キョン↓ライブ配信を見逃した方はアーカイブにて!https://www.youtube.com/watch?v=AtVW6Cs7NCQ 狩猟生活 2024VOL.16「シーズン最新狩猟報告(ハンティング・レポート)」 (別冊山と溪谷) www.amazon.co.jp 1,650円 (2023年12月27日 11:45時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する ダウンロード copy #料理 #ジビエ #狩猟 #アライグマ #ツキノワグマ #アナグマ #狩猟生活 7